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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

作家
道尾秀介
出版社
講談社
発売日
2008-07-23
ISBN
9784062148054
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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb / 感想・レビュー

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takaC

真相は全く見抜けなかったので強がりでしかありませんが、タイトル(英文も含む)からしてダブルミーニングだったのですね。

2012/01/21

おしゃべりメガネ

自分の中のベスト・オブ・道尾秀介の作品です。とにかくキャラが素晴らしい!展開もスピーディーで、ジェフリー・ディーヴァー級のジェットコースター的にどんどん話がたたみこむように進みます。もちろんどんでん返しも、もれなくです。『シャドウ』や『片目の猿』も好きな作品ですが、読んでる最中の興奮から、読後感の爽快感まで、何もかもが至福の時に包まれます。ミステリーという限られたジャンルをあらゆる意味で超越し、誰もがこの作品に屈することになるでしょう。直木賞受賞後より、受賞前の作品群のほうが好きなのが本音です。

2009/02/06

kariya

騙しときたらコンゲーム。道尾秀介で詐欺師ときたら、これはない方がおかしい(笑)。かつて悪徳金融業者に人生と家族を奪われた武沢とテツさん。同じ境遇の少女まひろと出会った時、組織を相手に一世一代の大勝負が始まった。今度こそ騙されまいと構えたものの、元々擬似家族物に弱いこともあり、すっかりストーリーを追うのに夢中に。あちこち散りばめられた仕掛けに翻弄されて、結果は2勝3敗1引き分け。つまりは負けた。でもこの本を読んだ後だと、騙されてみるのも、そんなに悪いものじゃない。

2009/09/06

エンブレムT

あぁ~騙された~~!善人だったがために転落していった武沢の、悪人になりきれない詐欺師のハードボイルドな話かとおもいきや・・・・。真の悪党達との騙し騙されにハラハラしましたが・・・くぅ・・・何を書いてもネタに触れそう!なんというコメントに困る作品!!・・・書けるのは、騙されたとしても笑顔で本を閉じられるという点かな。最後まで読んで、タイトルが胸に染みてきました。

2010/04/16

sk4

心温まるね~。『向日葵の咲かない夏』書いたのと同じ人とは思えんあったかさ。ただ、まひろがテツさんよりもタケさんに父性を感じた場面は、あとから考えると切ないね。この世の生きづらさと、切なさと、温かさに触れられるストーリーでした。

2012/05/26

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