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ルウとおじいちゃん

ルウとおじいちゃん

ルウとおじいちゃん

作家
クレール・クレマン
藤本優子
出版社
講談社
発売日
2008-08-26
ISBN
9784062149129
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ルウとおじいちゃん / 感想・レビュー

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はる

あたたかいお話し。ルウは優しいおじいちゃんが大好き。でもおじいちゃんは、最愛のおばあちゃんが亡くなってから、あんまり悲しくて悲しくて、心を無くしてしまう…。おじいちゃんを救うため、ルウはある大胆な行動を起こします。ルウのとった行動はある意味とても危険で褒めるべきものではありません。それでもラストは爽やかで、あたたかい気持ちにさせてくれます。

2017/08/12

ぶんこ

心が病んでしまうほど愛していたおばあちゃんが亡くなり、おじいちゃんは口を閉ざし、動こうとしなくなってしまいます。困ったママはホームを探してくるのですが、おじいちゃんの幸運の女神のルウは大胆な行動に出ます。ヘルパーさんの赤ちゃん言葉に一緒に憤慨し、ヤスミンの密やかな好意に感激し、ププやラ・ムーシュの大らかな優しさにホッとしたり。年をとってから一人ぼっちになったらと色々と感慨深かったです。

2017/09/18

がる 

高齢化社会の中、老いてなお、こんな風に愛されたらどれだけ幸せだろう。ひとり者には夢のようなお話だけれど、ほんわか温かい気持ちにさせられました。

2013/11/13

杏子

大好きなおじいちゃんのために、大人の思いもやらないことをやってのけたルウ。あんなことして大丈夫かな?とちょっとヒヤヒヤしたけど、いい人に恵まれて良かった! みんないい人ばかりで、少し出来すぎのような気もしたけれど、でも後半のあのシーンは感動的でした。 おじいちゃんの作った詩がまたいい。ルウもおじいちゃんのような詩を書く人になるのかな。それもまたいいね。

2009/07/18

ぱせり

常識的な大人としては、ルウの大胆な行動はいちいちぎょっとさせられ、危なっかしくて見ていられないのですが、純粋にひたむきにおじいちゃんを思う心に打たれます。たとえ一言も喋らないおじいちゃんであっても敬意を持って接する大学生のヤスミナやホームレスのププたちが印象的でした。

2009/02/11

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