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アイスクリン強し

アイスクリン強し

アイスクリン強し

作家
畠中恵
出版社
講談社
発売日
2008-10-21
ISBN
9784062150064
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アイスクリン強し / 感想・レビュー

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エンブレムT

タイトルと表紙の雰囲気が大好きです♪作画・丹地陽子さん?チェックしておこうっとw・・・明治23年。歴史的には、激動の時代を乗り越えたちょっと一休みの頃なのかな?その時代ならではの日常のミステリーが興味深く、楽しんで読めました。登場人物も魅力的です。コミック化やシリーズ化が水面下で進んでてもおかしくないです。「寂しがりやでお人よし」の主人公・パティシエのミナをはじめとする幼馴染み3人組よりも、友人の「物騒な美形」若様組・園山巡査や「腹黒成金」親バカ社主・小泉など、脇役の人気の方が高くなりそうですが(笑)

2010/09/27

文庫フリーク@灯れ松明の火

明治維新で禄を失い巡査となった旗本の跡取り息子たち。かつて敵だった明治政府の官吏となり、自嘲を込めて警察内部の自分たちを《若様組》と呼ぶ長瀬・福田・園山。同じく士族でありながら父の急逝で築地居留地に育てられ、洋菓子職人を目指す幼なじみの皆川。まだ設定とキャラの顔見せ段階なのでしょうか。冒頭の明治元年からの出来事振り返る会話読むと、明治は庶民にとっても激動の時代。警官となった士族にも色々な事情あるはず。維新ゆえに流浪となった士族の犯した事件も多岐に渡るはず。明治の世にパティシエ目指すミナこと皆川の設定→続く

2012/04/16

チョコ★@1年ぶりです

(図書館☆)前から読みたかったけど・・・文庫化してないし、スルーしてた。でも、図書館で発見!!装丁可愛いし♥沙羅さん可愛いし♥いっぱい、大好きな西洋菓子が出てくる♥ハート連発だ~!それぞれの章の名前も気に入ってます。『若様組参る』(だったかな?)も読みたいです!!

2011/09/26

ドナルド@灯れ松明の火

明治になって藩士から巡査になった元若様たちの軽妙な物語。捕り物帖って言っていいのかな。明治維新後も江戸時代と変わらず身分というもので明確に差別されている中で「成金」が頑張っている様子や、外国人居留地だった築地が生き生きと描かれている。設定がユニークでなかなか面白く読んだ。

2011/04/22

ヒロ@いつも心に太陽を!

平成に元号が変わり22年目を生きる私達。一方、ここに書かれているのは江戸から明治に変わって23年目。この元号の変化の影響はでかい!鎖国していた国に外国の文化が一気になだれこんだのだからその生活の変わり様といったら夢を見ているかのようだろう。そんな時代の波に揉まれながらも自分らしく生きている3人、若き洋菓子職人ミナ・元若様巡査の長瀬・小泉商会令嬢の沙羅。この幼馴染みを中心に次々おこる小事件。当時の文化もよくわかり楽しく気軽に読めた。小麦が戦争で必要とされる世の中なんてごめんだね。美味しい洋菓子が一番!

2010/08/18

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