民族化する創価学会 ユダヤ人の来た道をたどる人々
民族化する創価学会 ユダヤ人の来た道をたどる人々 / 感想・レビュー
kenitirokikuti
2008.11刊行。僧侶向け専門誌『寺門興隆』連載をまとめたもの。あんまりまとまりはなく、表題の民族化するなんとかかんとかは全体テーマではなく、締めの章でアバウトに触れられている程度▲刊行の翌年が民主党・鳩山内閣発足。当時の自公連立政権が大きく傾いている頃なので、この2019年秋から見るとなんとも因果である▲第2章では真如苑が取り上げられている。創価学会はますますスピリチュアル・霊能・先祖供養から遠去かってるなぁ。夕方になると題目を唱える声が聞こえてくるご家庭、昔は近所にいくつあったけど、もうないや。
2019/10/18
高木正雄
小樽問答の解説や池田博正と未来部の関係など面白かった。筆者信仰の簡略化による矛盾について指摘しているが、信者はそこまで深く考えてないと思った。最後のユダヤ人云々はこじつけのような気がしないでもない
2024/05/06
ヘポイ
書いてあることを盲目的に信用するのは恐いことです。著者の調べた事実と著者の思いや推測は区別しないと罠にはまります。私は島田教徒なので罠にはまりますが。
2010/01/14
mk
この巨大な組織は時代の変化の中で方向性を見失い、宗教団体としてはだんだん空洞化してきている。そしてそのまま独自のコミュニティのみをもつ“民族”へと着地するのだろうか。◆現在の創価学会員(特に二世以降)は、たいていわりと普通の人なんだなと思いました。それだけに、日本ではあまり聞かない「社会的亀裂」を目の当たりにしたような感慨が。◆文章に冗長な部分や論理のつながりのよくわからない部分があったけれど、興味程度に読むには楽しかったです。
2009/08/15
Stella
今まで読んだ創価学会解説本としては一番腑に落ちる分析。ただ表題についてはほんの少し触れているだけでどう民族化しているのか、ユダヤ人の来た道をどうたどっていこうとしているかがよくわからない。
2009/02/12
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