「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー
「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー / 感想・レビュー
James Hayashi
佐藤氏は規格外の人間と感じる。アントニオ猪木との対談、筆坂秀世との蟹工船についての対話、夏目ナナとビンラディンなどの情報について語られている。
2017/10/06
HoneyBear
情報で命を張るプロのノウハウ。「ここだけの話」の危険、「余人をもって代え難い」人材がガン化する、余計な秘密を知る危険、裏取りの仕方、最低の人間を演じて上手に縁を切る、始めるときに「終わり」を決める、など含蓄に富んだメッセージが簡潔明瞭にまとめられている。著者が師と仰ぐモサドのハレヴィ氏の逸話が面白い。動物行動学の知識が役立つと。警戒する相手とは飲み食いしながら打ち解け、排便しながら交渉をまとめるとか。猪木はこのあたりを体得しているようだ。後半の対談集のうち猪木以外の部分は少し読みにくかった。
2015/06/06
星空の挑戦者
ロシア人の見方考え方が少しみえてきた。中国の「カンペイ」儀式はロシアでは「ウォッカ」儀式として存在。佐藤氏酒強そう。アントニオ猪木対談はおもしろかった。
2011/04/30
kawamura
佐藤優にしては難しい理屈を語ってはいない。 但しいつも通りのタイトル詐欺で、諜報員の技術が書かれているのでは無い。 外交の舞台の狡猾さや、世の中がきれい事だけで無く欲望で動いている。と言うことを書いているのは、政治家の語る耳障りだけが良い言葉を読むよりは面白い。 これも相変わらず毎回書いているが、ロシアでは酒が飲めなきゃ外交できないらしい。 コミュニケーションって面倒くさいけれど大切なんだなと再認識したが、やはりコミュニケーションは得意な奴に任せておきたいものだ。
2017/06/03
スズツキ
メインである序盤は流し読み。アントニオ猪木と対談していて「はて……」と思ったが、かなり密接なつながりがあったのね。
2014/09/10
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