夜来香海峡 (100周年書き下ろし)
夜来香海峡 (100周年書き下ろし) / 感想・レビュー
takeshi3017
中国人の花嫁を日本人に斡旋する商売をしている男が主人公。結婚後姿を消した中国人花嫁を捜索する事から、ロシア、中国、北朝鮮も絡むマフィア・グループの抗争の中に巻き込まれていく。船戸与一が生前に残した作品の中では歴史ものを抜くと最後の娯楽小説作品になるのか。そう考えると感慨深い。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou10136.html
2020/12/17
カワセミ440
東北や北海道が舞台の船戸さん、なかなか作中に入り込めなかったけど、気が付いたら船戸さんワールドにどっぷり・・。東北の農村に中国人女性を斡旋って今現在もあるんだろうか???花嫁斡旋業って『やってることは結局人身売買だ』っていうのがなかなか深いところがあるなあ。とはいえ、船戸作品だから?女性陣、特に青鈴は強かだね。
2016/09/03
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
船戸与一の久しぶりの日本舞台の話。秋田で花嫁斡旋業をやっている男が花嫁がいなくなった事から、日本ヤクザ、中国黒社会、ロシアマフィアの抗争に巻き込まれていく。後半は一気に読ませてくれた。従業員の「やってることは結局人身売買だ」の言葉が響く。
2016/02/14
takehiro
鉄平がかっこいい。明満といったい何を話したんだろう。
2011/09/16
ハードボイル
柏木章次がマセラティにこだわるのも、その女がマセラティに乗っていたからだと聞きました。
2016/02/20
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