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愛と革命のルネサンス

愛と革命のルネサンス

愛と革命のルネサンス

作家
須藤元気
出版社
講談社
発売日
2009-05-21
ISBN
9784062153997
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愛と革命のルネサンス / 感想・レビュー

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アキ

インテリ格闘家の中欧訪問記。友人のイトウくんとの2人旅。旅行中のずっこけ会話が楽しい。ブタペストでアーサー・ケストナー「真昼の暗黒」に思いを馳せたり、彼が学んだウイーン工科大学の学食で一人ランチをしたり、プラハのユダヤ人街でアシュケナージ(東欧ユダヤ人)を連想したりしながら、「ルネサンスは物欲から始まった」と考える。彼が向かっている「we are all one」という心のルネサンスは、機械論からの脱却と述べる。最後に、イタリア・チェーチナでブタペストクラブを創始したラズロ博士の自宅を訪れて旅を終えた。

2021/08/14

再び読書

インテリ格闘家、パフォーマー、また文筆家としてのマルチな読書家の須藤氏の旅行記。すこし量子学的な視点が不可解。もう少し、単純な目線での内容を期待したい。しかし。東欧という選択が、良い狙いだけに少し才に走りすぎかなと感じました。名づけの由来が頑張れ元気からとは意外だったが、少し親しみを持てました。幸せが輪廻するという考え方には共感出来る。

2014/06/29

芽依*

須藤さんの本は初めてじゃない。中欧の4都市を巡った旅の話。難しい言葉が並ぶ時もあれば旅行の相方のイトウくんのユーモアある話でホッとする。時代を感じさせる建造物や個性溢れる人々と触れ合う中で、理想主義のルーツを探る。私はこんな目的で旅に出ようとは思わない。ほとんどが街並みや食事、観光名所目当てになってしまう。気にとめた言葉。状況が変えられない時は捉え方を変える。

2023/02/25

フランクフルト

須藤元気さんの旅行記。 「基本的にポジティブ野郎こそが人生の勝者になれると信じている。世界を変える一番の近道は1人1人のフィルムを変えることに尽きるということ。より良い未来のための解決策は、あくまで自分なのだ。今、自分が楽しめなければ未来も楽しめない。本当の理想主義とは、毎瞬毎秒、自分と自分の身の回りの人たちのささやかな幸福に全力を尽くすことなのだ。」2011年に読みました。ありがとうございます。

2011/01/01

ひかり

最近、自分が理解し始めた事が、東欧の旅を通して書かれていて、いいタイミングで読めた。全体的に灰色で、所々に色がつく感じだった。

2018/12/12

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