じぶん素描集
じぶん素描集 / 感想・レビュー
クラミ♬
ムネノリさん…お元気ですかぁ?
2022/05/07
Natsuko
自分が若いころ、ユーモアセンスが好きでよく読んでいた原田宗典さん、10年ぶりくらい?に手に取った。幼少期から最近の妄想まで自分をさらしたというエッセイ集、2009年発行。ユーモアは相変わらず、飄々加減がやはり好き。妹のマハさんへの手紙も興味深い。「頑張りすぎ、そんなに頑張るな」みたいなことが書いてあるが、当時宗典さんだってきっと鬱で辛かっただろうに・・・という思いが押し寄せる。また、この数年後に逮捕されてしまうことを知っているだけに、どんな思いで執筆されていたのかなぁと複雑な思いも過る。
2022/01/16
Humbaba
昔のように大笑いするという感じは薄くなったが,それでも読みやすいエッセイに仕上がっている.
2010/05/05
katakuli365
著者1959生まれで2009年の書下ろしエッセー。「小説は祈り、舞台はお祭り、エッセイはお喋り」らしい。35篇の日常の出来事、想った事とか。気楽に読めるけど、私はこれで著者2冊目で良く解らない?のは著者に関心あり。次は「たまげた録」を読んでみます。
2013/05/29
駄々猫
等身大に薄く味付けした「今のムネノリ」素描という感じ。ゲーテ格言集に「やられている」ムネが可笑しかった。デスク前の本棚(たぶん、よく手に取る本を置いてある?)の写真を3ページに渡って見られて嬉しい。他人の本棚を見るのが好きなので。
2009/06/13
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