カレー大全 カレー伝道師の160話
カレー大全 カレー伝道師の160話 / 感想・レビュー
ヴェネツィア
タイトルに「大全」を名乗るだけあって、160もの項目にわたってカレーのあれやこれやを語る。まさにカレーの百科全書といった趣き。一口にインドとはいっても、インド亜大陸というくらいに広く、北と南、東と西ではそれぞれの違いは実に大きい。当然カレーも随分と多彩だ。著者のカレー紀行も付されているが、タージ・マラバールに泊まるくらいの大名旅行で、オベロイなどインド各地の5つ星ホテルのダイニングを奨めるなど、これではインドのようでインドではないのではないかとも思う。その他、スパイスの知識や、世界のカレーの紹介も。
2020/10/13
jjm
カレー味のうんことうんこ味のカレーという子供の定番ワードから、戦隊モノの黄色い人(キレンジャー、バルパンサー)はカレー好きという設定まで日本の文化として溶け込んでいるカレー。インドにカレーという料理はないというのは美味しんぼで初めて知ったが、そう言った話を含めこの本を読めばいわゆるカレーのことがほとんどわかる(カレー味の~と戦隊ものの件はなし)。タイカレーは便宜上カレーと名乗っているだけでゲーンという別料理であること、らっきょうの由来は紫玉ねぎの酢漬けアチャールの代用と言われていることは初めて知った
2021/05/16
★miya★
カレーを作るのが巧くなる本というより、カレーの旨い店を見つけるのが上手くなる本。そして印度旅行に行きたくなる本。自分はスパイスと食材の関係を知りたかったので当てが外れた。とりあえず鶏は使うなら骨付きの方が無難なことが分かったよ。
2013/11/11
あび
素晴らしい。カレー好きなら読むべき。カレーに関する知識が全て集約されている。
2015/05/06
秋さんと愉快なギターたち
カレーという料理だけならず、インドがわかる本。時間がある時に熟読したい。
2015/10/11
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