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同期

同期

同期

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
2009-07-17
ISBN
9784062156677
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同期 / 感想・レビュー

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大地

序盤はスローな展開だが、後半は緊張感があり、スピード感溢れる展開で面白かった!!はじめは頼りなかった宇田川が、話が進むにつれて、成長していく姿、同期の蘇我との男の友情、絆が良かったです。

2014/07/08

ntahima

隠蔽捜査1&2が思いの外面白くシリーズ外の本作も読んでみる。隠蔽捜査の「原理原則」とか本作の「同期の絆」とか一見くさいテーマをうまく料理している。共に警視庁に勤める捜査1課の宇田川と公安総務課の蘇我以外にもいろんな形の同期が登場する。所轄署、警視庁、警察庁という複雑な組織関係を舞台背景にしながらも、無理やり作ったような悪人が出て来ないのが良い。普通なら否定的に描かれがちな組織対策の滝田課長をもひとりの警察官として公正に描いている。天涯孤独にも関わらず飄々とした態度を崩さない蘇我を主人公に据えた続編を希望!

2011/10/01

えむ

2000年以降の今野作品は面白い。この作品は2008年。宇田川亮太は野心が強いタイプの捜一刑事。宇田川の同期曽我が懲戒免職になり殺人事件の容疑者に。この小説での宇田川の行動は“同期”だから曽我を救いたいという一貫したものでした。今野さんの作品は、他の警察シリーズでも主人公の人物像が明確になっている。推理小説でありながら人物に重きを置くことで他者とは違った警察小説を描いていると感じる。2014-105

2014/11/16

そのぼん

とある疑惑をかけられた元同僚を捜査していく主人公・・・。公安とか潜入捜査、懲戒免職等、警察内部の諸事情も絡めての展開されていきました。暴力団や闇の世界のボスなんかの存在が不気味でした。

2012/09/07

BlueBerry

序盤から中盤にかけて話が発展しないのでなかなか面白くならなかった。後半になって漸く流れ出してそれからは割と普通に楽しめました。全体的にはやはり冗長だった印象が強いですかね。人物描写もパッとしないのでそちらでも楽しめなかったなぁ・・。それでももうちょっとこの作家さんを追いかける予定でいます。序盤○中盤△ラスト○総合○

2014/07/30

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