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北門の狼<重蔵始末(六)蝦夷篇>

北門の狼<重蔵始末(六)蝦夷篇>

北門の狼<重蔵始末(六)蝦夷篇>

作家
逢坂剛
出版社
講談社
発売日
2009-08-20
ISBN
9784062157117
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北門の狼<重蔵始末(六)蝦夷篇> / 感想・レビュー

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グラスホッパー

時代小説ではなく、東北、北海道紀行の趣きだった。吉村昭の漂流小説に通じるものを感じた。登場人物の設定が好ましい。逢坂剛独特の骨太文章で、楽しい読書だった。シリーズを順不同で、読んでいる、なぜかな?

2019/12/23

いざなぎのみこと

重蔵ついに蝦夷地に!幕府から正式に沙汰が下され、念願の蝦夷地へ旅立つことに。与一郎も一行に加わり、賑やかになったのもつかの間、襲いかかる未開の地の大自然。江戸時代の北海道は本当に死と隣り合わせの、危険な地だったのでしょう。さらに迫る刺客、重蔵は無事蝦夷地検分を果たせるのか?冒険小説としても楽しめました。

2018/09/21

nemo

重蔵は公儀の命を受け、蝦夷地の巡察に出かける。目的はロシアからの国防、松前藩の統治状況、薩摩藩による抜荷を調査するため。彼らに立ちはだかるのは、寒冷地の気候や遠い道のりだけでなく、やはり人。一行の中に不満ばかり言うやつや口ばっかりのやつがおって、本当にたいへんそう。

2018/06/04

外道皇帝

前巻まで長崎だったのに今度はいきなり蝦夷地、そして北方四島探索の旅です。宮仕えはつらいよ、紙切れ一枚でどこにでも飛ばされる。てな話ではなくて、近藤重蔵の蝦夷地探検ですよ。いよいよ本編の始まりですよ、六巻目にしてようやく。それはさておき、史実の中に架空のエピソードを落とし込んでいかに面白く読ませるかが問題ですが、女賊りよが荒唐無稽すぎて地味な歴史小説を娯楽時代モノに変えてくれています。ぜひりよだけは死なせずにいてほしい。そんなわけで中途半端な終わり方なので続編が楽しみです。

2010/03/28

けいちか

重蔵シリーズ第六作。前の巻の内容を半分くらい忘れていたので、思い出すのに時間がかかった。しかも、いきなり冒険小説みたくなってるし(笑)。こんな我儘な主人に仕えていたら大変だなと、いつも団平に憐れみを覚える。しかし、蝦夷編もまだ途中なので、続きが楽しみである。

2013/06/02

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