ふしぎとうまくいく交渉力のヒント
ふしぎとうまくいく交渉力のヒント / 感想・レビュー
Tomoko
京大卒と東大卒の対談集。ハーバード大学の交渉術は、ビジネスにも、親子にも、恋愛にも応用が効くとのこと。お互いwin-winな関係で合意するための7つの鍵。トークショーのト書きを読んでいる気分といいますか…。昨今流行りの高学歴タレントが競い合うクイズ番組を彷彿とさせまして、文末に出てくる(笑)が気になりだしたら、話の内容が入ってこなくなる始末。残念無念。
2016/02/25
morinokazedayori
★★★★★とてもよい本を読んだなと充実した読後感。ビジネス、親子、恋愛など、対人関係には交渉すべき場面が溢れている。自分の利益を守れず他人との関係を断ち切り内に内に籠っていくと、社会生活を営みづらくなる。逆に、相手の利益を考えずに一方的に自分の利益を押し付けても相手との関係性が切れてしまう。自分の発言力を高めるとともに、相手が本当に望んでいることはなにか、物事の本質を理解することで、双方に利益がもたらされよい関係も維持できるという。物凄く納得がいった。
2015/08/30
\しおり/
交渉のコツがわかる本。東大と京大の法学部を出た2人の対談。話し合いは合意がゴールだから論理で勝つことに意味がない。イエス・ノー・イエスで柔らかく伝えたり、感情的にならず相手の言ったことをうまく組み込んで話を進めるといいらしい。自分の利益と相手の利益がかぶるところを探すというのが交渉の肝だという。
2014/09/15
速読おやじ
私には交渉力全くありません。いつも高圧的な相手に言われっぱなし、妥協しっぱなしです(特に家庭において(笑))。ひとつ、テクニック的な言葉をご紹介しましょそれは”BATNA" Best Alternative To Negotiated Agreementの略ですが、まあ簡単に言うと「それがだめでもこの手があるさ」(笑)。自分の落とし所を持っていれば、交渉もしやすいってこと。例えば、最悪、「この仕事、条件悪けりゃ流れてもいいや」だと楽ですよね。さて子供に勉強させるという交渉のBATNAは何だ?(汗)
2013/05/21
deerglove
ハーバード流交渉術を身につけたベテランの国際弁護士と実は⁈教育学が専門の齋藤先生との対談。確かに「交渉」のエッセンスや極意がわかりやすくレクチャーされてはいるものの、ケーススタディーが『走れメロス』『清兵衛と瓢箪』というのはちと無理がある気がしました。
2015/08/09
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