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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)

作家
辻村深月
出版社
講談社
発売日
2009-09-15
ISBN
9784062157612
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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) / 感想・レビュー

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takaC

なるほど。そういう意味だったのか、このタイトルは。深いな。「何にもない」のも、辻村流の暗示なのだろうか?そうだろうな、きっと。

2011/11/19

遥かなる想い

 本書のタイトルの意味がわからなくて 不思議だったが、 読み進めていくうち、後半ようやく判明。母の心根を思うととても哀しい。なぜ仲のよい家族の中で、育ったチエミは母を殺さなければならなかったのか・・幼馴染のみずほが かつての同級生とのインタビューを通して、丹念に その謎を追うが・・30歳前の女性たちが感じる重い閉塞感のようなものを描き出せたのだろうか?合コンなどのシーンもあり、現代的な部分もあるが、女性の永遠のテーマを描いている。だが、その底に流れるどんよりとした悪意のような雰囲気に私はなじめなかった。

2013/06/16

扉のこちら側

初読。母と娘のどうしようもない関係。著者は女性の膿んだ関係を描くのが上手い。

2009/09/25

風眠

母親って、良くも悪くも理屈じゃないから厄介だ。そしてまた、無意識のうちに刷り込まれた母親の「理想の娘」を自分でも気づかないまま演じている娘も厄介だ。そのこと気づかないまま、生きていく人もいるだろうし、チエやみずほのように、ある日息苦しさに気づいて、母親との関係に苦しむ人もいるだろう。こうした母親との関係に悩む女性のことを「墓守娘」と医学用語では言うらしい。そして父親が不在なのである。後半、タイトルの意味が解き明かされる場面は、母親と娘という関係を象徴していると思う。ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ、誕生日、暗証番号

2012/03/12

ダイ@2019.11.2~一時休止

対人関係は難しいなと思わされる。このタイトルは何と思っていたが、最後まで読めばはっきりする。

2013/12/13

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