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「ワル姫さま」の系譜学: フランス王室を彩った女たち

「ワル姫さま」の系譜学: フランス王室を彩った女たち

「ワル姫さま」の系譜学: フランス王室を彩った女たち

作家
鹿島茂
出版社
講談社
発売日
2010-10-01
ISBN
9784062157872
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「ワル姫さま」の系譜学: フランス王室を彩った女たち / 感想・レビュー

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カピバラ

面白かった~。週刊誌を読んでいる気分になれるwフランス王室、ピンクやな・・・と若干の呆れもありつつ、奔放でうらやましい部分も。やはり、カトリーヌ・ド・メディチは格別。賢く、忍耐深い彼女はワル姫といえど、素晴らしい女性だなと思ってしまう。やってることはえげつないけど。

2015/04/28

ユウユウ

めっぽうおもしろかった!問題は私が人の名前や系図がさっぱり頭に入ってこないこと。それでも面白かったのはひとつひとつのエピソードと文章力かな。いずれ系図片手に読み直してみたい。

2018/08/07

星落秋風五丈原

次から次へと出てくる悪女。モモレンジャーのたとえがなあ。著者カトリーヌ・メディチ好きなの?章がたくさん。

2023/09/19

viola

ようやく図書館に入ってきた!万歳!思いのほか厚いハードカバーでしたが、あっという間に読み切る面白さ。副題はフランス王室を彩った女たちで、稀代の悪女である王妃や愛妾などです。この類の本はよく読んでいるので知っていることは多い方だと思うけれど、この情報量は半端ない!ディアーヌ・ド・ポワティエなど有名人以外にもややマイナーな多めで半分くらい知りませんでした~。ちょっとおちょくった話し方(書き方、ではなく話し方と言いたくなる)をする鹿島氏らしさが絶妙。ただ、「背中が二つある怪物」はマクベスでなくてオセローですよ。

2012/08/09

noémi

ん・・・と、フランスのヴァロア朝からブルボン朝に移行してルイ14世ぐらいまでの「バカ王子さまとワル姫さま」たちのお話。どの話も「ええ~?」っていうくらいみんな珍妙な話だったけど、印象に残ったのは、カトリーヌ・メディシスの三男のアンリでしょうか?そうとうな美男なのに、女嫌いで女装趣味、で、ゲイ。どの人もどの人も「すごい!」という言葉に尽きる。まさに肉食系の方々のお話でした。名前がアンリとシャルルとかあとは、マリーとかルイーズとか似たような名前ばっかりで覚えるのに苦労する。もう一度読めばもっといいかも。

2010/11/03

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