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オンエア 下

オンエア 下

オンエア 下

作家
柳美里
出版社
講談社
発売日
2009-10-19
ISBN
9784062158145
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オンエア 下 / 感想・レビュー

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Shinobi Nao

結局最後までこの作品の意図というか何が書かれているのかわからないまま終わった。簡単に言えば、タイプの異なる女子アナたちの人生の浮き沈み、というところなのだけど、やっぱり「で?」という感覚が残る。政治が絡んできたり薬物事件があったり何かとドラマティックなことが起こるには起こるけど逆に浅く広くみたいになってるし…。残念でした。

2016/08/02

nyanco

四部作から8年、久々の柳さんの長編『オンエア』は、過剰すぎる性描写から始まる。う~ん…、それでもと思い読み進めましたが残念な内容でした。本当に女子アナってこれだけなの?どのエピソードも、ああ、あの人が…、あの事件がモデルね…と感じる、週刊誌をにぎわしたネタばかり。ゴシップ週刊誌を読んでいる感じで、それ以上のものが何も感じられなかった。昔からご自身も作品もセンセーショナル。でも、惹きつけられる魅力的な作品でした。久しぶりに柳さんが書かれる作品としては相応しくなかったように感じ、何だか寂しくなってしまいました

2009/10/30

エリク

テレビのアナウンサーとか出てくる物語?ってなんでこんなに官能小説多いのかなーって思ったりします。 やっぱりそれだけ座を勝ち取るまでの闇が深いもしくは著者たちに闇が深いってイメージがあるのかなーと読みながら思いました。

2019/08/10

どんぐり

過剰なセックス描写と頭の悪い女子アナ、こんなアホがいるかいなと思ってしまう。どす黒く、憎しみのこもった筆致、柳美里は常軌を逸している。現実とのギャップがあざとい。

2012/09/30

きのこ

のっけから激しい描写でちょっと驚く。 長さの割には一気に読ませる引力はあると思うんだけど、 なんとなくどっかで読んだことのあるような感じが否めない。 新堂さんっぽい? (業界ネタ=新堂さんっていう私の偏見だけど) とにもかくにも、女ってこんなにがめつい生き物なのかー。 したたかさとしぶとさ。 最後はなんだか急にうまくまとまった感じが。 昼ドラ的? しばらくしたら話の半分は忘れてしまいそうです。 残念。

2010/02/25

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