東京見物
東京見物 / 感想・レビュー
Natsuki
講談社創業100周年記念出版「書き下ろし100冊」のうちの1冊。2冊1組で、1冊は昭和12年(1937年)に出版された『東京見物』の復刊本。もう1冊は平成21年 (2009年)和田誠さんの絵による新たな『東京見物』。72年という年月を絵で比較することのできる貴重な絵本。同じ場所でも変わったところや変わらないところがあったり、その時代ならではの場所もあったりして興味深い。復刊本とはいえ、戦前の絵本を普通に手に取って読むことができる。これだから図書館通いはやめられない。見返しの広告、今じゃ法的にNGだな。
2019/11/25
遠い日
講談社の創業100周年記念出版のうちの1冊。薄い冊子のような絵本ですが、おもしろい。実はこの本にはかつて(70年前)講談社から出された『東京見物』という絵本があって、それ(復刻版)と2冊セットのはずだが、残念ながらわたしは新しい方しか目にしていない。とまれ、現在の東京見物としては、移り変わりの激しい都市ながら、まだぎりぎりガイドブックとして仕える印象。端正な絵が美しい。
2016/07/07
る*る*る
再読♪読友さんの読んだ東京の本から、こちらを思い出し、、、棚より引っ張り出す。講談社100周年記念作品!昭和12年刊の作品と、和田誠さんの書き下ろし作品セットで♡…結構なお値段ね、、。
2013/10/13
Hiroki
文京区立図書館 和田誠さんのイラスト集を検索してたら見っけた。観光ガイドと言ってもイイ、いやガイドブックそのものかな。和田タッチで紹介されると一味も二味も違うね。「絶対に行くもんか」のスポットもそそられてしまうなぁ。皇居二重橋、国会議事堂、新宿末広亭、葛飾柴又・・・行ってみるか。
2024/04/15
山中崇之
70年前の子供用絵本をベースに、2009年現在の東京の様子を、昔と同じタッチで書起した2冊構成の絵本。 70年前とガラッと変わっちゃった景色に感慨を深めつつ、ほんの一部、今も70年前も全く変わらない景色があることに驚いたり。 今から更に50年後くらいに第3冊を出してほしいわ、更に変わっちゃってるんだろうな、東京の景色。 「ブラタモリ」的な本。
2011/09/20
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