ケチャップの謎: 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選 1)
ケチャップの謎: 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選 1)
- 作家
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2010-07-01
- ISBN
- 9784062159159
ケチャップの謎: 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選 1) / 感想・レビュー
さきん
翻訳がぎこちない。TVショッピングは、ショーの見栄えが良いように肉の焼き具合が観察できる透明なカバーを採用。ロティスリーという丸焼きで、日本でなじみが薄い。ハインツのケチャップを覆すケチャップがないという話は面白かった。
2021/02/22
Maiラピ
著者が1996年から『ニューヨーカー』誌で発表した記事の中から特にお気に入りのものをセレクト。第一部はアイデアと先見性とで、その後の世界を大きく変えた、マイナー・ジニアスたちの物語。最近TV番組の“ドッグ・ウィスパラー”にはまってるのでシーザー・ミランの第六章はタイムリーで楽しめた。アメリカの歴史や文化に精通してないと読み辛い部分もあるが、やっぱりマルコム・グラッドウェルはおもしろい!タレブのブローイング・アップの経済学やヘアーカラーのロレアルとクレイロール社のエピソードも興味深かった。
2012/07/14
Yoshi
米国の事例のため登場人物の関係などを理解するのに時間を要したが、ちょっとした発想の転換が結果を大きく左右するというコンセプトは概ね理解できたように思う。最後の犬に係る事例は印象深かった。
2011/10/17
Q-Q
マルコム・グラッドウェルをどこで知ったのかは忘れたのだが、一度読んでみたいとは思っていた。二つのヘアカラー広告のキャッチコピーに込められた男性社会の中で女性の価値を高めようと戦ってきた二人の女性の思いに共感。右手の中指を立てる行為がすべてなのだ。最後に嘘を告白する可愛さも最高でした。
2010/12/18
makki
毎度のことだけれど、非常に示唆に富んだ内容が多くて面白い。身近だけれど、生い立ちや詳細は気にしたことがない/知らない ということを当事者インタビューにより深く掘り下げてその歴史を追っているので活きた情報がたくさん詰まっている。日本の業界をこれくらいニュートラルにかける人がいると面白いのに。
2010/11/14
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