青い目の王子

頼ちゃん

挿絵が素敵。

2019/02/24

杏子

ヒマラヤ山脈の麓、ガンジス川流域の王国に生まれた王子ニラナーヤナには鳥や獣と心をかよわせることができるという、ふしぎな力があった。王子の青い目がもたらした過酷な運命とは… ブッダの前世を描いた創作ファンタジー。読後に、しんと静まるものを感じた。

2010/06/06

鳩羽

ガンジスの流域の小国をまとめた偉大なる大王の王子として生まれた、青い目のニラナーヤナ。輪廻の果て、後にブッダとなる青い目の王子の苦しい一つの生の物語が、淡々と語られる。人とは弱いもので、たやすく心は揺らぎ、愛は憎しみに変わる。普通のファンタジーのように戦ったり冒険したりはないけれど、心に残る話。

2010/04/27

灯子

佐竹さんの挿絵は表紙の豊かな色も魅力的ですがやはり中の挿絵が。あの版画調が。仏教だから神話とは言ってはいけないかもしれないが、興味深くかつ読み物としておもしろい創作神話だった。

2012/04/07

キョウ

武士に違和感。武人でいいじゃないー

2010/05/10