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W-二つの夏

W-二つの夏

W-二つの夏

作家
永嶋恵美
出版社
講談社
発売日
2010-02-01
ISBN
9784062159913
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W-二つの夏 / 感想・レビュー

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mmts(マミタス)

正直、今時レディースなんか存在するんでしょうか。さすがに特攻服を着たままバイクを乗り回す女の子は居ないような。そんなことは本題とは無関係ですけど。結局、メイン的な主人公が一番自分勝手じゃないでしょうか。大学なんか専攻する学問は多種多様なのに、本人が興味ない学問をなりすました末、勉強されたら迷惑じゃん。不倫するために偽名を使ってるし。一番不憫なのは、あのチャラチャラした男の子では。真相を知らないけど、あえて責めたりしないし。勝手に納得したままだし、むしろ有り難いのかなー。

2015/06/18

おれんじぺこ♪(16年生)

いやミスを書く人って聞いてたのですが、これはそんな印象なし。二人の女の子の話がいったりきたりします。最後にこうなのか~って収まる感じ。可もなく不可もなく

2013/02/26

まこと

文庫化されるので慌てて再読。やはりテーマは家族と名前でしょうか。ナナミとセリのやり取りが実の姉妹のようで微笑ましいが背負っているものはちょっと重いかな。そしてクニコの話は涙なくしては読み進められません。色々と散りばめられた伏線や違和感の正体が後半見事に収束してスッキリ。セリはホントに健気でいい子だ。永嶋作品にしてはイヤ汁が控えめですが、テーマ(勝手に思っているだけですが)がはっきりしているし代表作と云ってもいいと思えるぐらい大好きな作品です。ナンバーズってのも面白いと思います。

2012/08/07

りちゃ

疎遠になってしまった、二人の少女のひと夏の物語か…。なんて思っていたら、あら意外。そんな単純ではなかった。読み進めるうちに出てくる数々の違和感。なるほどね…そういうことか、でもそこまでやるか。といった感想。読後感は、意外にも?気持ちがいい。

2017/04/07

たこやき

ナナミとセリのやりとり、過去はあれどもクニコの現在といった辺りは、それぞれ活き活きとしていて面白かったし、繋がりとかも気になって読み進められた。ただ、仕掛けそのものは結構、露骨な伏線の張られ型がしているのでそこまで「すごい」という印象ではなく、却って、人間関係とかが「できすぎ」で、ちょっと違和感が残った。人間関係とかが整理されて、「すっきり」感はあるけど

2010/03/08

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