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虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (100周年書き下ろし)

虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (100周年書き下ろし)

虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (100周年書き下ろし)

作家
宇江佐真理
出版社
講談社
発売日
2010-01-28
ISBN
9784062160001
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虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (100周年書き下ろし) / 感想・レビュー

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さなごん

何だろうね?何でこんな話になるのか?無常ということなのか。

2015/12/18

keiトモニ

前作から10年たったのですね。そりゃ少しは作者も読者も呆けますわな。深川の万年町の湯屋の女房が世間話のついでに客へ喋っていたことが不思議で、その話が銀次は気になったのか。で、“読売りはね、ちょっとでもお上を批判するようなことを書くと、けしからんって油を絞られるんですよ。まあ、うちばかりじゃなくてどこでもそう…”って昨今の我が国かな。このお上の態度が民主党の性根ですよ。まぁ浄空さん、花の18歳で尼寺行きとは残念至極でしょう…料簡すればいいのに。銀佐衛門もこれで楽隠居できますよ、多分続きがもうないですから…。

2015/07/03

ちょるる

泣きの銀次シリーズ3作目。「晩鐘」から10年、銀次も五十路目前、4人の子供たちも成長し、長女おいちが結婚、次女お次も絵師の和平と…と思ったら、とんでもない辛い展開へ。一体虚ろ舟は何??幸せいや不幸の前兆なのか?卯之助も…表勘兵衛も…お次も…なんだか暗い気持ちになってしまった。

2015/04/20

baba

前作「晩鐘」から10年経過し、たどたどしい言葉が可愛かった盛吉が頼もしいニキビの若者になっていた。坂本屋は繁盛し、長女おいちの嫁入りと幸せにスタートしたが、宇江佐さんお得意の市井のささやかな幸せでなく、不幸の連鎖がはじまる。作者は何を言いたかったのだろう。和平の怖い絵のせいではないが昨夜はいやな夢をみて、再度寝るのが怖かった。胸がふさがり、辛い読後で後味悪い。

2014/09/05

あすか

二巻から再び10年。銀次・お芳の長女おいちも嫁入りです。嫁入り仕度できるところまでお店持ち直しました!あの大人しかった盛り 吉はじめ、子どもたちがしっかりと逞しくなっていて感無量・・・!銀次じゃなくても泣けてくる(笑)しかしおいちの祝言の次の日、江戸に空飛ぶ光の球。いわゆる江戸のUFO騒ぎ。これと共にまた巻き起こる事件。宇江佐さんの描くシリーズ物は時の流れと共に起きる悲しい変化。例えば老いや、素直だった若者がひねこびる姿もそのまま取り入れるからすごくリアル・・・。

2020/09/10

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