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営業零課接待班

営業零課接待班

営業零課接待班

作家
安藤祐介
北極 まぐ
出版社
講談社
発売日
2010-04-01
ISBN
9784062161213
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営業零課接待班 / 感想・レビュー

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紫 綺

まるで昔の自分を見る様な素晴らしいお話(営業じゃないけど・・・)。独身の頃は独りで呑みに行って、知らない人たちとしゃべって呑んで歌ってが大好きだった。人見知りのくせに酒が入ると楽しくお知り合いになれる、そんなドーピング人間?(笑)。仕事に結び付けようと思えば出来たけど、なんか邪道のような気がしてた。若かったんだなぁ・・・。

2014/04/26

Aya Murakami

講談社文庫×TBS日曜劇場「集団左遷」対象本 他館から取り寄せた図書館本として読みました。 慣れない営業に回されたあげく左遷(?)ということになりトイレの個室で涙を流す主人公という1ページ目から暗い展開です。しかし話が進むにつれて暗くブラックな企業体質を接待という古き良きご縁社会で打開していくというライトな仕上がりでした。最後は生身の人間の心を大事にできる企業が成功をつかみ取るという教訓がテーマでしょうか?

2019/06/15

ころりんぱ

面白かったぁ!ある日退職勧告書を突きつけられたマジオ君の土壇場奮闘劇。ダメ出しされた人間がどんどんへこたれて行く過程は、心がギューっと縮こまる。だけど、いい上司と仲間に恵まれて、自信を取り戻して行くこのお話は、世の中捨てたもんじゃないでしょ?と元気をくれる。とっても読みやすいし、楽しい。軽いけど軽くない、不器用は不器用なりに目の前のこと一生懸命やったらいいんだよ。こんな真心が通じる社会であってほしいなぁ、そんなことまで考えさせてもらった。

2014/05/03

takaC

あれ?前回読んだのは単行本(図書館本)なのに、装丁が似てるから間違えて文庫本で登録してた。というわけで、今回読んだのが文庫(買った本)なのでつじつま合わせ。

2013/07/11

s-kozy

面白かった。退職勧告を受けたダメダメ営業マンが接待営業専門の新設部署に異動させられ、一年間奮闘する話。あり得ない設定、うまく行き過ぎる展開に軽い話のようにも思えるが、実は仕事やチームワークとチームプレイ、他者とコミュニケーションをとることなどについて、大切なことが多々描かれている。何より自分や仕事と真剣に向き合い、ワンテンポ遅いタイミングで主人公が成長していくのが微笑ましい。主人公と訳あり社員ばかりの営業零課の面々を思わず応援したくなってしまう楽しい小説だった。読友さん達に感謝ですね。

2014/06/17

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