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sex

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作家
石田衣良
出版社
講談社
発売日
2010-03-01
ISBN
9784062161503
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sex / 感想・レビュー

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mitei

著者が官能小説を書いたのにはまず驚いた。中身は短編でいろんなカップルのことが描かれていて刺激的だった。

2016/07/07

優希

美しさと醜さと、様々な性が描かれています。肉体的快楽と精神的快楽を求め、男女は性に明け暮れる。セックスを切り口にし、恋愛や男女の関係を繊細に描いているのがたまらなく刺激的で色気がありました。セックスが正解で唯一の世界なのだと思わされます。でも、そこにしか世界はないのだとしたら、それはそれで縛られた狭さのような気がしました。

2016/10/08

青蓮

タイトル通り、性をテーマにした12編。性行為って原始的な、非常に人間らしい行為だと思います。悲しさも、愛しさも、スリルや冒険も、感動もある。こんなに多彩な感情を味わえるのはなかなか他にないと思います。石田さんがおっしゃる通り、だからセックスは面白くて、どんな時代にも様々な形で表現されてきたんだと思います。性とは生きること、そのもののようにも思えます。性をテーマにした作品で今度は女性が書いた作品を読んでみたいです。

2013/09/02

takaC

「あとがき」が一番良かった。が、しかし、"性を正面からきちんとあつかってみたかった"と書かれていたものの、"あつかってみた"はともかく、"きちんと"度はあまり感じ取れなかった。『sex II』も含めて、数読むうちに見えてくるという仕組みならばひとまず納得。

2010/12/04

nyanco

序盤は、なかなかエロティックで雰囲気もありますが、どうしても官能小説…って感じがしてしまう。本に、文章にこそエロスを感じる少年と少女という設定は面白いのですが、彼女たちの行為は…う~んいただけません。中盤は、ややだらけた感じ…。白い夢は石田さんのお得意のバージョン。二階の夜…、これは書いちゃダメです、吐き気がします。最後は美しく締めようとされた純花ですが、やや意図的すぎて…。あとがきに書かれている石田さんの志は解るのですが、短編なだけに薄っぺさがあって残念でした。

2010/04/11

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