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異邦の香り: ネルヴァル「東方紀行」論

異邦の香り: ネルヴァル「東方紀行」論

異邦の香り: ネルヴァル「東方紀行」論

作家
野崎歓
出版社
講談社
発売日
2010-04-01
ISBN
9784062161763
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異邦の香り: ネルヴァル「東方紀行」論 / 感想・レビュー

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rinakko

素晴らしい読み応え。ネルヴァルにどぷり。いつか「東方紀行」を読み返すときには、「シルヴィ」も併せたいなぁ…と。

2013/12/27

メルセ・ひすい

13-93 赤37 ★…匿名の無名の遊歩者として異国の路地に分け入る… ジュネーヴの見晴らし台で眺めた夕日…「オリエントの彩り豊かな靄」であり、ウィーンの下町に漂う「女の匂い」オドール・ディ・フェミナである。漠とした、捕えがたいものの煌めきに感応して、見知らぬ街角のざわめきの中に身を投じるとき、いっさいは流動の相を帯びる。旅人もまた、そこで変身の時をまつのだ… ベールに覆われた女神の幻を胸に抱きつつ、カイロに居を構えた旅人は、土地の人びとに促されるまま「結婚」の可能性を追い始める。…      

2010/05/22

アルクシ・ガイ

「東方紀行」の傍らに置いておきたい一冊。

2012/10/01

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