KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

石田三成: ソクチョンサムスン

石田三成: ソクチョンサムスン

石田三成: ソクチョンサムスン

作家
荒山徹
出版社
講談社
発売日
2010-07-01
ISBN
9784062163125
amazonで購入する

石田三成: ソクチョンサムスン / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

魔魔男爵

キングギドラ対ロプロス、二大怪獣夢の大空中戦実現!ロプロスは怪獣ではなくて正確にはロボットだろと突っ込むバビル2世マニアの方もご心配召されるな。柳生の太祖崇矩(宗矩とちゃう)がリモコンでロプロスを操縦しまっせ!(西暦669年の飛鳥時代ですが、それが何か?)ガメラも出て来て法隆寺五重塔を破壊します。柳生一族をインクルードする超絶の異能集団非時一族が日本史に暗躍していたという話だが、ヒジ一族?ヒ一族なら半村良の「産霊山秘録」と思った貴方、もちろん、タイムトラベルネタも月面ネタも爆裂します。ネタ良プロット駄目。

2012/08/02

春風

怪鳥臘鷺守(ろうろす)が空を飛びハングギドラが孵化し、ガウガメラの秘術で石亀が命を得る!「倭列島は倭人だけの所有物ではない」と天皇が友愛を説く。確かに楽しいけど、読者が荒山に求めてるのはそういう小ネタじゃなく骨太の伝奇のはず。説明的文章が多すぎる、登場人物に魅力がない、後半で話を投げ出すなど、残念ながらこの作品でも最近の作者の悪癖が。それでも『十兵衛両断』の面白さにいつかまた巡り会えることをわずかに期待して新作が出ると読んでしまうのが荒山ファンの悲しさ。

2010/07/15

Berlin1888

関ケ原の合戦×壬申の乱。決戦の舞台が同じだったことから発想したと思しき、戦国史ミーツ古代史の伝奇巨編。どう見ても古代編の方が力が入っていてバランスが悪いんですが、どっちにしろだんだん悪ノリとギャグの割合が増えていって何ともトホホなところに着地。ええと、主人公は柳生宗章という解釈でよろしいですか?

2015/07/26

gojimoto

予備知識なしに読んだせいか、伝奇小説だと気が付くまで訳がわかりませんでした(←バカ)石田三成が主人公だとはとても思えなかったのが残念。 久し振りの他の人に描いて欲しい小説でした。

2014/11/23

カツイチ

相変わらず馬鹿らしいし、無理なこじ付けが多いし、そして同年代ならではの小ネタにクスクス笑い。着眼点は面白かったけど、誰が主人公なのか?この手の小説は、善玉悪玉主人公敵役をはっきりさせてくれたほうが読みやすいと思う。連載中タイトル「柳生大作戦」だったものを単行本化に際して「石田三成(サクチョンサムスン)」(表紙デザインにハングル表記を入れて欲しかった)にしたらしいけど、どっちにしても内容にあっていないような。「二つの関が原」とか・・・

2011/05/19

感想・レビューをもっと見る