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キッド

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作家
木内一裕
出版社
講談社
発売日
2010-09-01
ISBN
9784062164894
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キッド / 感想・レビュー

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みかん🍊

『嘘ですけど、なにか?』が面白かったので手に取ってみたが、こちらも面白くて一気読み、ジェットコースターエンタメ先が気になって途中で降りられなかった、何故か人助けで死体を埋める事になる麒一だがその死体を巡って危険に巻き込まれる羽目になる、一般人の20歳のあんちゃんが何故にここまで肝が据わっているのか、イケメンではないがタフで頭の回転が速くポジティブな麒一がカッコ良かったです。

2017/12/19

しんたろー

木内さんのスピード感と会話の上手さに圧倒された一作。やや強引な展開と、人物 背景の薄さという欠点があるものの、それを補って余りある展開の妙とユニークな 発想による面白さで一気読み!主人公・麒一の知恵と度胸と男気が格好いいし、 ヒロイン・ドド子も素敵な女性で、悪役たちのキャラも上手く書き分けていて「いる、 いる!」と思える。良い意味で、B級サスペンス映画を観た感覚で楽しめた。 是非とも、麒一&ドド子の続編を書いて貰いたい!

2017/02/12

美登利

面白かったです。祖父、母から受け継いだビリヤード場を経営する20歳の麒一が巻き込まれるトラブル。チンピラでもなく、特に闇の世界とは無縁な若者なのに、ここまで頭の回転が良く、不死身なのには驚いた!それが若さゆえなのかな?ヤクザの抗争を舞台にしたコメディタッチの映画「破門」を観たからか(原作者は違うけど)、これも映像化したらスピードがあって楽しめるのではないかと思いました。もう少しヒロインと後輩が活躍するところを見たかったので、続編を期待します!

2017/02/17

chimako

あー、面白かった!自分のためではなく人のために死体を埋める青年の何と運の悪いことよ。父親から引き継いだ店が火事にあい、店のリフォームの手付けを持ち逃げされ。そして、その死体が元で巻き込まれる巻き込まれる。相手はヤクザ、有無をも言わせず拳銃をぶっぱなす危ない方々。けれど、その青年の肝の座りっぷりはどうだ。殴られ、縛られ、繋がれても決してヘタレた所を見せない男っぷりはどうだ。「名前っすか。キイチ。麒麟ビールの麒に一番搾りの一っす」カッコいい~ ビールの中で麒麟の一番搾りが一番好きだよ。ドド子さんとお幸せに。

2018/11/16

ゆみねこ

面白かった~!ちっぽけなビリヤード場のオーナー・石川麒一に降りかかった災難。煙草屋の婆ちゃんと孫娘のために、悪党どもと戦ってゆく。麒一の度胸の良さ、頭の回転の早さにしびれました(笑)ドド子のキャラが面白くて大好き。

2017/02/17

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