作家の値段「新宝島」の夢
作家の値段「新宝島」の夢 / 感想・レビュー
ホームズ
これも色んな本が読みたくなってしまう本ですね(笑)古書の値段についてはちょっと理解不能ですが(笑)ぞれぞれの作家さんに関する話や物語の内容など読んでいて楽しい(笑)大佛次郎、遠藤周作、松本清張、子母澤寛、手塚治虫辺りが良かったかな(笑)
2011/06/04
yyrn
非常に良い本だ。著名な作家らの初版本などの希少本はいくらで取引されるのか、その理由などが古書店を営んでいる作者の思い出と共に語られていく。最近の本にはない「昭和」の香りを存分に嗅ぐことができる。藤沢周平、大佛次郎、谷崎潤一郎、芥川龍之介、井上靖、北原白秋、松本清張、遠藤周作、荻原朔太郎、井伏鱒二、内田百閒、有吉佐和子、與謝野晶子、中原中也、池波正太郎、開高健、川口松太郎、安藤鶴夫、菊池寛、国枝史郎、子母澤寛、手塚治虫、高村光太郎、吉行淳之介の24人が紹介されていて「名作」を思わず読んだ気になる。
2013/06/20
睦月うさぎ
本が好きな人に「この本面白いよ!」と薦められたら、読みたくなるのは必然。読みたくなる本がたくさんありました。先ずは井伏鱒二さん読んでみたい。
2011/01/22
wasabi
24人の作家たちに魅せられていく。出久根マジック。もちろん高額な古書を求める気もなけりゃカネもない。それでも、ここに挙げられている作家たちはぼちぼち読んで、自分なりの値段をつけてみたい。
2011/02/06
たあこ
著者は作家であり、古本屋も営んでいた。藤沢周平、大佛次郎、谷崎潤一郎など24名の作家ごとに古本話が展開される。雲の名称の多くは北原白秋の創作だと言語学者の新村出が語っていたそうだ。ドリトル先生アフリカ行きの昭和16年に出たのが今なら15〜18万するとかで、びっくりの世界だ。
2012/08/03
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