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天女湯おれんこれがはじまり (100周年書き下ろし)

天女湯おれんこれがはじまり (100周年書き下ろし)

天女湯おれんこれがはじまり (100周年書き下ろし)

作家
諸田玲子
出版社
講談社
発売日
2010-10-01
ISBN
9784062165662
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天女湯おれんこれがはじまり (100周年書き下ろし) / 感想・レビュー

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さなごん

シリーズものの二作目だったか。題名にだまされた。江戸時代の火事は怖い。そんなにうまくいく?と思いつつもハッピーエンドでよかった。

2015/10/22

keiトモニ

天女湯メンバー募集がどのようにしてなされたのか…こういうことだったのか。 “おしげ婆さん”善人は往々にして災難にあうものサ。ごらん、倅の嫁みたいな業突く張りに限って生き延びる。世の中うまくいかねェもんだ”…だから私はよく災難にあうんだね。合点した。“お救い小屋では…十日半月と経てば下半身が疼いて眠れない者が出てくるのも当然である”…先の大震災時、避難所でも同じようなことが起こっているんでしょうか。弥助のお宝は本物らしい…なるほど使いようもあるもんですが、お救い小屋では自重してほしいもの…イラストにホッと。

2015/12/16

新地学@児童書病発動中

以前にくらべて、文章が単調になっているきらいはあるけど、一気に読める時代小説の佳作。火事によって焼けてしまった江戸の銭湯が舞台で、銭湯をもう一度建てようとするヒロインのおれんの奮闘が描かれている。焼け跡に建てられたお救い小屋の窮屈な生活もリアルに描かれていて、印象的だった。一癖もふた癖もある登場人物たちが、懸命に生活を立て直そうする姿はすがすがしいものだった。

2012/09/21

星落秋風五丈原

文政12年、神田から発した大火が江戸の町を焼き尽くす。八丁堀の「天女」と慕われるおれんが働く湯屋も焼けてしまった。湯屋再建のため懸命に道を探るおれんの周りには、いつも人が、そして厄介事も集まってくる。おれんの過去が明かされる。

2011/03/03

ビグ

天女湯ができるまでの話。おれんがなぜ湯屋を始めることになったかはもちろんの事、裏長屋の人たちのこと、弥助、権六、与平とおくめなどの面々が湯屋に集まったことなどが描かれている。やはりこのシリーズおもしろい。まだ続きあるようなので楽しみ。

2021/05/01

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