錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)
錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし) / 感想・レビュー
マッツ
やっと読み終えました。作田又三は、初めハチャメチャで共感出来なかったけど、最後は心配で百田ワールドにはまってしまいました。いつも内容が違う百田さんの本。又三が次々、職や、恋愛が変わって行くのは、伝記、自分へのメッセージみたいに感じました。また厚い続き出たら読むだろうなぁ。
2014/03/18
Makoto Yamamoto
上下巻で1000ページを超える大作だった。 ただ、30歳までの期間を淡々と出来事(一つ一つはそれなりに破天荒だと思う)を書き連ねている感じ。 その中で、女性に対する思いが相手は違うが、ず~っと繋がっているのが興味深い。 また、ところどころに出てくる、人生、恋愛等に対する考え方も興味深かった。
2019/06/13
nyanco
こんなに人の何倍も、濃く生きられるものなのかしら。この濃い部分と、ダラダラの部分の振り幅の大きさにどうもついていけません。そして、ど~にもダメなのは百田さんの女性観、恋愛観。今までの作品を読んでも、いつも気になっていたんだけど、やっぱり私には合いません。女性の気持ちを基本的に理解していない。終盤、影山に間違いを諭す形で語られているが、これがどうにも付け足しにしか感じられない。百田さんの心からの言葉に感じられない。男性からみると魅力的な男なのでしょうか?続→
2011/01/07
Yuna Ioki☆
576-187-7 なんだろう、このもやもやした読了感。先日の選挙の応援演説の他人を小馬鹿にした発言そのままの人間性が汲み取れる作品でしかなかった。自分は賢い、強い、おまけに人情に厚い潔癖な人間ですってアピールしてるの?って感じでした。
2014/06/07
Tsuyoshi
ウニ密漁、放送作家、バンコク放浪等々。スピーディーでダイナミックな展開自体は面白かったが、行動力の源が「愛」といいつつあまりにも直情的で他人への寛容がない又三の自己的な愛情論にはかなり残念だし、振り回される方も堪らないかと。まぁ又三に限らずよく遊ぶ人ほど相手の貞操観念を気にするのは囲いたい本能なのかな?恋愛事は主観的なものなので善悪なんてないんだろうが、長く維持していくために互いが努力する姿勢が愛なのかなと本作を読んで考えさせられた。
2018/06/24
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