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作家
坂本真綾
出版社
講談社
発売日
2011-02-22
ISBN
9784062168458
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from everywhere. / 感想・レビュー

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くろねこ@【にゃんコミュ】

坂本真綾の37日間のヨーロッパの旅の記録。日本での日常から逃げ出すように旅に出た彼女。見失っている何かを、心につっかえている何かを、探して解いていくそんな旅。エッセイだけれど物語のように感じた。もう一つのエッセイもそうだけれども芸能人の彼女も本当にわたしたちと同じ、息苦しさを感じたり悩んだりしている。彼女が旅で見つけた感覚。わたしにも覚えがある。迷いながらもそれでも生きていく。「私たちは、愛されるために生まれてきた。誰よりも自分自身に愛されるために。」あとがきに綴られたこの言葉がとても印象に残った。

2014/10/24

リップ

分類的には旅行記やエッセイだけど、なんだか小説を読んでいるよう。自分の弱い部分もいろいろとさらけ出していて、ありのままの真綾さんが深く知れる本でした。悩んでる時期に読んだからか、真綾さんの綺麗な言葉が余計に入ってきて、知らないうちにツーっと涙が流れてました。真綾さんの書く文章は独特の雰囲気があって、私にとっては心地よかったです。旅行の内容よりも、真綾さんの心境の変化を中心に書かれているところも素敵。読み終わるころにはもっともっと真綾さんの紡ぐ文章が読みたくなりました。

2014/11/07

美優

涙が零れそうになった。声優の坂本真綾さんの5週間のヨーロッパ一人旅を綴ったエッセイ。真綾さんファンの友人に勧められて読んでみた。まさか、こんなに心に響くとは思っていませんでした。特別、感動する場面があったわけでもないのに、色んな感情が心に染み込んできて、一緒に泣きたい気持ちなりました。ストラホフ修道院の図書室、ウィーンの国立図書館、サグラダ・ファミリアは特に行ってみたい!あと、「club KOTOBUKI」に宿泊してみたいです。たまには、ゆっくり立ち止まってみるのもいいかもしれませんね。心に余裕を。

2013/11/23

seri

37日間の1人旅の記録。優しくて真摯で飾らない言葉で綴られたエッセイ。彼女の世界は何だか不思議な透明感に満ちてる気がします。だからあんなにも心にまっすぐ響く歌がかけるのかな。長い長い一人旅。旅っていろいろなモノをもたらしてくれるし感じることもそれぞれだけど、だから楽しいし魅力的なんだよねって改めて教えてもらいました。すごく旅に出たくなる。

2013/06/12

綾瀬ちかこ

旅行記とは一風変わった一冊。真綾さんの感性で描かれた風通しの良いエッセイ本、ページをめくる度、情景が空気が匂いが感じられるような不思議な体験をしました。

2012/03/09

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