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黄金の騎士団

黄金の騎士団

黄金の騎士団

作家
井上ひさし
出版社
講談社
発売日
2011-04-26
ISBN
9784062168489
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黄金の騎士団 / 感想・レビュー

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ぶんこ

四谷にある孤児院の子供達が、先物商品取引で巨額の利益を得て、それを元手に子供達の理想の国を創ろうとします。 先物商品取引の詳しい話が多過ぎて、その部分はチンプンカンプン。 斜め読みしました。 あまりに荒唐無稽で、まさしく夢物語。 読むほどに面白くなってきたのに、最後が尻切れトンボで、アレレと思ったら・・・未完の遺作だったとは。。。

2014/09/22

ローリー

図書館で借りました。井上作品は高校時代に読んだ『吉里吉里人』以来で久しぶりです。図書館だったので帯を見ずに読み始めたのですが、読み終わって?ビックリ。未完でした。それもこれから面白くなると言うところで。それが残念でしたが、この先はおそらく胸をすく結末が待っているのだろうと、想像して楽しみました。ただ、商品先物取引に関する記述が多すぎるのと、子供たちがお金を欲する夢の実現である子ども共和国の説明が少なくて、その点がもう少しでした。あるいはこの先もっともっと楽しませてくれる予定だったのかも知れません。

2011/07/11

ノラ

表紙に惹かれて。面白かった!この子たちは凄すぎて小学生には見えない。話の途中なのに残りページが少ないなと思ったら未完だった。惜しい。でもきっと、みんなは咲花を手に入れられるんだろうな。こどもの国(咲花)の話、ワールドエンド社の研修の話だけでもそれぞれ一冊書けそう。特にワールドエンド社の研修の話は読んでみたいなぁ。。

2015/09/13

つむじ

(図書館)新宿区四谷にある孤児院「聖母の騎士園・若葉ホーム」を舞台に、天才孤児たちが「子供の国」をつくるべく、シカゴの小麦の先物取引で100億円超稼ぎぎ・・・。25年前の作品だが楽しく読めた。それにしても、未完とは!

2014/01/25

加賀ドン

商品先物取引の仕組みがスゴく分かりやすく解説されていて、すごく勉強になりました。 スペインにあるベンポスタという子供の国の話が出てきて、まさかと思いググると現実の話で驚きました。 あと、劇団こまつ座の名前が出てくる遊び心は良かった。 それにしても、これは「吉里吉里人」のようなラストかなと予想していて最後の終わり方があまりにも衝撃的だったので、読み終わった今、あ然としています。

2017/03/09

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