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哲学で解くニッポンの難問

哲学で解くニッポンの難問

哲学で解くニッポンの難問

作家
三田誠広
出版社
講談社
発売日
2011-03-01
ISBN
9784062168724
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哲学で解くニッポンの難問 / 感想・レビュー

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tetsu

★3 最近はもっぱら橘玲の辛口の文章に慣れてきたせいか、この本はそこそこ普通の問題にそれなりの回答という印象で、ちょっともの足りなさを感じた。 著者がそこそこ平和で人生の成功者的なところが回答者としては不向きなのかもしれないなあ。

2016/06/11

かわかみ

平易な言葉で日常の問題(悩み)に解答を試みた本。序章にもあるように哲学の学説を援用する体のものではない。共通するのは現実を受け止めて(必ずしも受け容れるわけではないが)自分の考えの思い込みを根底から点検するという姿勢である。昔のお坊さんは、こんな風に門徒の人生相談に応えていたのかなという感じ。終章には期待に違わず仏教の訓えと邯鄲の夢の故事が紹介されていた。はからずも著者が全共闘に批判的ながら新自由主義に反対で国家と共同体を重視していることが垣間見えて、やはり全共闘世代なのかなぁ、とも思った。

2022/01/23

MPS5314

哲学で飛びついたけど、簡潔な解説でたいへんわかりやすく、すぐ読んでしまった。現実、定年、夫婦、主婦、死、日本、老いという難しい問題をいとも簡単に解いてしまう哲学というのはやっぱりすごい。

2011/06/06

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