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一生、女の子

一生、女の子

一生、女の子

作家
田辺聖子
出版社
講談社
発売日
2011-05-27
ISBN
9784062169226
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一生、女の子 / 感想・レビュー

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美登利

多分、田辺さんのご本は読んだことが無かったと思う。同じ頃からご活躍されていた作家さんでは曽野綾子さんだけかも。食わず嫌いしてたのは勿体なかったなとこの本を読んで感じました。タイトルも良いですね。女性は幾つになっても女の子の気持ちを持っていて。色んなことにワクワクして、ケラケラ笑って生きることは大事なんだよね。様々な人と出会う中で苦手な人が居ても、その人の良い部分を見つけるのはとても難しいことです。好きな物に囲まれていれば、いつしか穏やかな気持ちで接するようになるかしら。なかなかその境地に達しませんね。

2019/06/21

優希

おせいさんは一生女の子なんだなぁと思いました。乙女のような心を忘れない可愛いおばあちゃん。物の見方や感じ方が明るくて、小さなことを楽しんで人に優しくできる。改めておせいさんが大好きだなぁと思いました。自分の中ではおせいさんは永遠の聖子ちゃんなんです。

2015/11/22

D21 レム

田辺聖子さんがかわいらしい理由がわかる。ものの見方感じ方が明るい。小さなことを慈しむ。人にあたたかい!「相手をどれだけ笑わせたかで勝負が決まるのが大阪の町なんです」「何でも自分のもんにしてみせるという、人生における“歯”。私を泣かせよう、困らせようと思ったってダメよ。私は歯が丈夫だから、何でも噛み砕いたるわ」。「小説には周りから『何しとんねんおまえら、ええかげんにしいや』って言われて『せやけど一所懸命やっとんねん』というようなおかしみを加えてほしいんだけど」。自分の袋の大きさの話に納得。おっちゃんの話も。

2014/10/27

花花

田辺聖子さんのエッセイと本の紹介と鶴瓶さんとの対談本。薄い本ですが中身は充実してます。特に田辺さんの今までの生い立ちの部分をもっともっと読みたい。どんな時でも楽しく笑って生きてきた人生。「年を重ねるってすてきなこと。大人になってからが面白い。」素敵な言葉だらけで勉強になります!もう一回読もう・・・てゆうか買おう。

2011/12/02

たかこ

昭和3年生まれの田辺聖子さん。著作はいくつか読んだことはあるけれど、エッセイを読むのは初めて。人となりがわかって、本当にすごく可愛らしい人だと思った。勘違いなかわいい!ではなくて、本当にかわいい!いくつになっても可愛げを忘れなければこんな可愛らしい女性でいられるのかしら…、とため息。章題の「いい匂いのする人生を」「可愛らしく、やわらかく」「笑いながら、生きて」というのも素敵。人生のあり方がわかってる人だからこその内容盛りだくさん。良い香りで可愛らしくやわらかく、笑って生きて生きたいわ。

2013/06/12

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