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誰でもよかった

誰でもよかった

誰でもよかった

作家
五十嵐貴久
出版社
講談社
発売日
2011-03-01
ISBN
9784062169325
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誰でもよかった / 感想・レビュー

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いつでも母さん

私の読メ記念日の1冊がこれって・・五十嵐作家、このような作品も書いていたのね~2010年の作品。題材は秋葉原の事件、ですよね?嗚呼、事件の記憶はあるのにいつだったか・・事件が多すぎるんだなぁ(汗)読み易く一気に読了。犯人の『誰でもよかった』には言葉もなく、『運』悪く死傷された方や人質になった方を思うとやるせない!又、横川にも結局『誰でもよかった』のだろうと思うと、怒りが沸点に達する。犯人・高橋に同情は出来ないが、いわゆる【見せしめ】で幕を引かれるのはどうなの?これが日本の警察なのか?って読後感。

2015/05/17

taiko

渋谷のスクランブル交差点で起こった無差別殺人事件。 犯人は事件後直ぐに、近くの喫茶店に立てこもった。 犯人対警察の攻防戦。 結末は… 秋葉原の事件を彷彿させる事件描写。 こんなことが二度と起こって欲しくないとは、誰もが思うこと。 それを一番思っていたのが横川課長だったということなのですね。 読みやすくてグイグイ行きましたが、結末は虚しいばかり。 凶悪犯罪がこの世から無くなることを祈るばかりです。

2018/12/19

ユザキ部長

誰でもよかった。そんな犯人に対して武力でもって黙らす事しか術がない警察。多分、誰しもが同じような境遇だったり心理だったり思い詰める場面ってあると思う。でも今いる至らない自分の立場をわきまえ、自身が生きている事に感謝する気持ちを養うために、沢山の人と会話し見聞きし、そして沢山の本を読むべきだなぁと改めて思った。五十嵐さんの本は日常のちょっとはみ出した縁の世界をよく書かれてるなぁと。改めて感心。

2022/07/13

mmts(マミタス)

不謹慎かもしれないけど、こんな風に明らかな犯罪者が籠城した場合、やっぱり射撃は妥当じゃないかしら。実際問題、日本の警察は犯罪者に甘いのでは。この横山さんに共感するし、やっぱり渡瀬さんの意見は綺麗事じゃないかしら。ちなみにあっという間に読んだから、ちょっと物足りないかしら。掲示板は偽者とか人質は共犯、もしくは籠城した時に共犯と入れ替わったとか、どんでん返しに期待しました。タイトル通りの結末だったけど、どうしても何か物足りないわ。ただし、ちょっとした問題提起にはなるのでは。

2016/05/12

そのぼん

渋谷で無差別殺人が発生し、その後犯人が喫茶店に立て込もって・・・。なぜこんな事件を起こしたのか、最後まで読んでみても理解不能でした。テレビや新聞では度々物騒な事件が報道されているので、本当にこの作品のような事件が起こらないことを祈りたいです。ざらりとした嫌な後味が残りました。

2013/10/21

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