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さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室

さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室

さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室

作家
中島義道
若泉 さな絵
出版社
講談社
発売日
2011-07-15
ISBN
9784062170901
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さようなら、ドラえもん 子どものためのテツガク教室 / 感想・レビュー

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さおり

図書館本。大学生の時、授業で習った哲学も全然わからんわーと思ったけど、有名な先生が中学生にもわかるようにと書いたこの本を読んでもやっぱ全然わからん。読むほどに、むしろわからなくなるな。

2016/09/15

テツ

こども向けの哲学本。中島先生ご専門のカントについて等解りやすかった。こどもの頃はドラえもんがいたらいいなあと思っていた。でも今こうしてオッサンになるまで生きてきて振り返ってみると、ドラえもんがいなくても便利な道具がなくても、自分は自分の人生を自分だけで創り上げた自分自身を武器に歩いてきたんだなと感じる。思考すること。脆く崩れそうな思考を少しずつ少しずつ鍛え上げて世界と対峙すること。強く美しく在ろうとすることを忘れないこと。何度負けようと汚れようと忘れないこと。

2018/10/17

ナチュラ

タイトルほどドラえもんとは関係ない。 のび太のようにドラえもんに頼るのではなく、あなた達は自分で考えなさいという意味なのだ。 中学3年生の生徒たちに中島先生が哲学について講義する内容。 なぜ、ウソをついてはいけないのか? なぜ、死んではいけないのか? なぜ、生きるのか? など、考えれば考えるほど わからなくなる。 あたりまえのことを深く考えるのが哲学。 やさしく哲学を学べる。

2017/08/23

にこにこ

真理を追求する生き方はできそうにないな。だって真理の扉を開くと手足を持っていかれるし。悟りも開けそうにないし、美しい生き方も難しいかな。でも、どんな生き方にも未来に続く意味があるんじゃないかと思っている。

2019/02/28

Humbaba

誰がきいても完全に納得する正しさの定義というのは、少なくとも今のところは見つかっていない。そんなことを定義しなくとも正しいという言葉の保つ意味はなんとなく共有できているため、生活をおくる上では支障はない。それを考えるのはある意味でムダとも言えるかもしれないが、意味のないことではない。

2015/05/07

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