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春疾風 続・三悪人

春疾風 続・三悪人

春疾風 続・三悪人

作家
田牧大和
出版社
講談社
発売日
2011-07-29
ISBN
9784062171250
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春疾風 続・三悪人 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

面白かった!前作三悪人より、忠邦のお家騒動を絡めたり、金さんの想い人お夕を絡めたり。妖怪とも呼ばれた鳥居耀三が人間くさくて良い味を出している。時代物が得意でない人にも軽く読める良作。彦太の作る料理が美味しそうだ。

2013/10/17

藤月はな(灯れ松明の火)

浜松藩の殿への内紛と共に巷談として語られる幽霊話。相変わらずの水野忠邦と鳥井耀三、遠山金四郎の騙し合い。己の危機でも取り乱さず、妖艶に微笑み、余裕綽々な水野の凄さに震えます。この人が歴史ではあんなことになるなんてな・・・。そして袂を分った耀三と金四郎が過去を懐かしむのが何とも切ない・・・。醜男だけど頭は切れて相変わらず、女性には初心な耀三が可愛くてきゅんとします^^そして相変わらず、私は良いように転がされてもますます、水野に絶対忠誠を貫く縫殿助が好きです。

2013/12/05

ぶんこ

半分まで読んで、どうにも合わないと思ったので打ち止め。 出世のためには、家臣や領民が苦しんでも知らんぷりで、自分は贅沢三昧。 策をめぐらしては、誰彼を貶める。 うんざりです。 三悪人も予約待ちでしたがキャンセルします。 田牧さんの黒はパスして、白い作品を読みます。

2015/06/29

onasu

相変わらず蕎麦屋の2階に寓居する金四郎、寺社奉行から更なる出世を目指す忠邦、不遇をかこつ燿蔵も交えて、ようもまた市井から幕閣まで、小気味いい話しを拵えたもんだ。  前作から2年、金四郎はちょいと小金を作っては糊口を凌いでいたよう。そこに舞い込んだのが、またも浜松のお殿様家中のネタ。  前作でいなくなった料理人、その替わりに小悪党を殿様の元に紹介していたとは、手回しがいい。その彦太、女講釈師の小夜、日本橋両替商の松崎屋を絡めての、命をかけた悪知恵の駆け引き。  真の狙いが、そこにあったとは、一本取られた。

2014/12/15

ゆずぽん

三悪人続編。雑魚からドンまで色んな悪人が出てきて面白かった。今作は耀蔵がメインで金さんは控えている感じ、でもラストにわかる金さんの企み。悪知恵の駆け引きが、なにより面白い、映像化してもいいんじゃないかなぁ♪

2018/02/17

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