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闇の喇叭

闇の喇叭

闇の喇叭

作家
有栖川有栖
出版社
講談社
発売日
2011-09-15
ISBN
9784062172097
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闇の喇叭 / 感想・レビュー

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R

推理小説でした。架空の設定だったり、現代から見た並行世界だったりするので、あれこれ考えてしまうけども、そういうオマージュかどうかはおいて、純粋に推理小説として堪能すると、とても楽しい小説でした。物語というか、そもそもの根幹に、探偵という生き方が否定されているのが味噌で、それでも人は推理をすることをやめられないし、それに引き寄せられてしまうかのような展開がとても楽しかったのでありました。何かを暗示したということを考えずに読むべき本だと思ったりするのであります。

2018/04/28

ホームズ

有栖川有栖の新しいシリーズ。日本が分断されてしまった架空の世界。探偵行為が禁止されているという設定は面白かった(笑)発見された謎の男が裸だった謎とか面白い展開で好きですね(笑)ソラの仲間たちとの話が良かったな~。行方不明の母親の謎など気になる部分が多いですね(笑)『論理爆弾』も出たし楽しみなシリーズになったな~(笑)

2012/12/30

くりきんとん99

うっかり「真夜中の探偵」から読んでしまっていた私。???だったのが、すべて解決!!先にこちらを読むべきだった。「真夜中~」では、ほとんどこのパラレルワールドの説明がなかったけど、おかげで納得。楽しんで読むことができた。これは、探偵になる前のソラ。今後の成長が楽しみ。明神警視、憎たらしいけどきになる存在。なんとかソラの味方になることはないんだろうか?殺人事件は、びっくりな真相だったなぁ。

2011/11/16

さゆ

理論社版を手にとってチラ読したとき、この物語の背景の設定の描写が延々と続き、ミステリじゃないのかなあ、なにかなあ、と思って読むのをやめてしまった。今回、講談社版で読む。告白すると有栖川さんの本はおそらく初読み。ミステリとしてはあまり好みのタイプの話ではなかったけれど、キャラクターがいいなあ。有栖川さんが言うところの「はじまりの物語」であるということが嬉しい。続編も楽しみ。

2011/11/17

Penguin

装丁がとても綺麗な本。設定が《もう一つの日本》と凄く凝っている為、前半が時代設定の説明が多く少々読みにくい気が…。事件の謎解きは展開が早過ぎ、ちょっと頭が追い付かない(ーー;)とりあえず、ソラがどうなるか気になるので続編を読んでみようと思う。

2011/09/17

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