女神のタクト
女神のタクト / 感想・レビュー
Aya Murakami
講談社文庫×TBS日曜劇場「集団左遷」 神戸を舞台にオーケストラの話がコミカルに進みました。特に舞舞マイレージあたりが…。 クラシックには詳しくないのでクラシックの専門用語やら楽器の名前やらがなかなか理解に追いつかなかったのですがこれをきっかけにニムロッドをyoutubeで聴いています。
2020/01/17
ダイ@2019.11.2~一時休止
オーケストラもの。キャラが濃い。ドタバタコメディの展開ですが最後にちょっとホロリ。
2017/12/04
風眠
職も男も同時に失った主人公、いや女神?、の明菜が、偶然出会った白石老人の依頼で、拓人を神戸の弱小楽団に連れてくところから物語が動き出す。濃すぎる楽団員や職員たちを転がしつつ、指揮者の拓人が逃げないようなだめたり蹴り上げたり、パワフルに突き進んでいく明菜にスカッとする。ラストの白石老人のメッセージ、そして封印されていた明菜と拓人の音楽への思いが感動的だった。大笑いさせておいて最後に泣かす、作者の筆力は本当に素晴らしい。『のだめカンタービレ』が好きな人はきっとハマるはず!ラフマと天城越えが聴きたくなった。
2012/02/17
ひめありす@灯れ松明の火
神様はサイコロを振らない。だけど女神はタクトを振れる。暴力的なまでに前向きでひたむきな主人公が、拓人(こちらは指揮者)をぶんぶん振り回し、ついでに楽団も振り回していく様子は読んでいて元気になれます。前作同様に、職もなければ身寄りもなく、けれども夢と希望と熱意にだけは溢れている明菜が好きです。ところで気になっているのですが、ラフマニノフはとんかつ好きとか、そういう逸話があるのでしょうか?中山七里さんの『おやすみラフマニノフ』でもとんかつ屋で主人公がバイトしているのですが。単なる偶然でしょうか?
2012/02/17
ミーコ
塩田さん 3冊め。テンポ良く 面白かったですが、今まで読んだ2冊より かなり軽く感じました。 明菜 ちょっと粗暴過ぎ~と思ったり・・・。 ですが、皆が成長して行く姿が良かった。最後の場合は、瞼が熱くなりました。今後も読んで行きたい作家さんです。
2017/03/14
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