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とっぴんしゃん 下

とっぴんしゃん 下

とっぴんしゃん 下

作家
山本一力
出版社
講談社
発売日
2011-11-18
ISBN
9784062173544
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とっぴんしゃん 下 / 感想・レビュー

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おばりん

ずいずいずっころばしの唄の意味がわかって 何だか嬉しい。

2013/01/31

lemon tea

子どもに是非読んでもらいたい本。現代と違い貧しいようでも精神的にも肉体的にもバランスの取れた子ども達が温かいコミュニティーの中で育っていく様子がうまく描かれている。教訓的な大人の言葉も多いがそれも子どもをよく把握して上での納得できる言葉。自分ではこのように言えないなぁ~と大人の勉強にもなってしまう本。♪ずいずいずっころばし♪のわらべ歌の♪茶壷に追われてとっぴんしゃん♪の意味も発見!

2012/03/16

ちゃかぱん

・おとなと子供の違いはどこにあるか。見えてないことを見通すのがおと  な。見た目には平気でもなにが起きるか判らないということが見えてる。  見えないことが見えるというのは、なにが起こるか分からないことに用心 するということ。                    (本文より) 子供に大人と子供の違いについて説明するのにぴったりな言葉がたくさん。 人間法より道義が大事ということを今回もたっぷり教えられた。

2012/01/08

ケニオミ

江戸深川では年に一度仲町と冬木町の子供達の間で技比べが開かれます。地元の名誉にかけて、子供達は勝つための策を練って競技に挑みます。しかし、この技比べはただの試合ではなく、子供達が大人になるための通過儀礼であることが次第に分かってきます。周りの大人は子供一人ひとりに目配りをしながら、一人前の大人になる実地教育を行っています。反目し合っていた両町の子供達が技比べを通して仲良くなり、次第に成長していきます。このようなコミュニティだったら、子供は間違いなくまっとうに育つだろうなと思いながら読みました。お薦めです。

2011/12/29

のみちゃん

人さらいが描かれたことにより、上巻よりも広いエリアで子供達の成長が描かれた下巻。押上村の元住民として、深川や本所だけでなく押上村も描かれた下巻はより身近なものとなった。上巻に続き、「子供達だけでなく、犬も一人前として扱うべきだ」と学ぶ。この作品に描かれたような大人になりたいと、改めて思った。

2013/04/11

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