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続・大人の流儀

続・大人の流儀

続・大人の流儀

作家
伊集院静
出版社
講談社
発売日
2011-12-12
ISBN
9784062174862
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続・大人の流儀 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

本作ではとにかく東日本大震災直後の様子が綴られているのが、とても印象的です。あの震災がもたらした悲劇と恐怖をとにかくリアルに描いています。愛犬「ノボル」とのとぼけたふれあいの様子にココロが和み、相変わらず冷静沈着で時にブラックな「家人」の存在がさらに面白さを増しています。「家人」こと「篠ひろこ」さんがとにかくしっかりしていて、こういう奥さんだからこそ、作者さんも'伊集院'さんで居続けるコトができるのかもしれません。本書により年を重ねるコトによって、わかりえる'大人の流儀'をたくさん教わるコトができました。

2019/11/11

カピバラ

鮨屋に子どもを連れて行くなの話が印象的。頑固親父だけど、それもまたよし!笑酒の話で、並々を濤濤と書いてるのに感動。被災地の話には胸をうたれた。

2016/09/28

団塊シニア

被災地からみたこの国の章に共感、東日本大震災時、筆者同様仙台にいたものとしてその時の状況が的確にとらえており改めて震災に大きさを感じました。 原発事故の東電の対応、政治家の無能ぶり、共感できる内容です。

2013/05/31

Maiラピ

ベストセラー作品となった「大人の流儀」に続く続編作品。前回よりこの続編の方が好きです。愛犬に対して“いい加減、日本語少しは覚えろよ。スピードラーニングというのをやらせてみるか?”笑 “被災しなかった人は、時間の経過とともに災害を忘れてしまう。世の中というものは自分の痛みでなければ、いとも簡単に物事を片付ける。『ガンバレ』では済まない、希望の見えない人たちがいる。そのことを私たちは肝に銘じておかねばならない。”

2012/03/01

さと

伊集院氏が思う 大人の流儀を引き続き堪能。 作品より .... 家人に、あなたも水を持って行くのを手伝って、と言われたが、私は車からは出なかった。 なぜか⁇ もし水を持って行って、おバアさんか何かに手を握られ、泣きながら、ありがとうございます、なんて感謝されたら.... 私は間違いなく、地獄に落ちてしまう。 「それ伊集院さん、どういう意味ですか」 ....いちいち説明はしないよ。 これ以上ない伊集院氏の魅力が隠された一節だった。

2014/07/04

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