猫弁 完全版: 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

ひめありす＠灯れ松明の火

向日葵色の扉は夏への扉。いつだって大好きな君の所へと連れていってくれる。大好きな母と別れた、あの夏へさえ。ペット専門の弁護士百瀬太郎と可愛いにゃんこ達と見合い相手を廻るミステリー。ホテルに河川敷、葬儀場に大企業。扉をあける事に疲れて立ち止まったら、空を見上げよう。前頭葉に風を送り、滲んだ涙を堪えたら、そこには猫が渡るという空の糸が見えるはず。その糸を辿るシンデレラシューズの足元。お人好しの君にはきっとピンクの制服の良く似合う、働き者の姫君がやってくるよ。かぼちゃの馬車じゃなくて、猫達に引っ張られてだけれど

2013/04/15

そのぼん

以前にドラマ化されてたんですね。ドラマの方は見ていなかったのですが、なるほど、キャラが濃いので、何となく判る気がしました。

2012/10/08

タックン

読メの感想見て気になった本。読みやすくて面白かったけど、場面の切り替えが多いし表現があいまいでわかりずらかったかな。ﾊﾟｽﾞﾙのﾋﾟｰｽを丁寧に書いてたら名作になる可能性を秘めてたから惜しかったなあ。おばあさんのことは始めからバレバレだったなあ。大福さんは大どんでん返しだったなあ。

2013/03/27

しょこら★

あったかくて、やさしくて、終始和やかに読めた。丸メガネにもじゃ毛の、見た目は冴えない百瀬ー過去の猫屋敷事件から、猫弁護士…略して猫弁。笑 霊柩車ジャック、過去の猫屋敷ある芸人の借金、靴磨き屋さん、お見合い…色んなことがくるくる回って、最後には全部ぱちっとハマる。巧妙！絶妙！ちょっとうまく行き過ぎだし、大福さんの、理由まではわからないけど、ぼんやりな私にも行動は少々読めてしまったけど、エンターテイメントとしてはいい。行き詰まったら上を見よう。

2013/02/24

hirune

頭が良いのに自分の伴侶が誰でもいいとはどういうことなの？亜子さんが健気で良かったよね。登場人物のキャラクターが皆味があるというか面白いですが、三千代お婆さんが最高でした。出会った人達の問題を解決してくれるパワーは凄い！もしかして弁護士は要らないくらい？^^;行方不明のお母さんも気になりますね。

2014/01/23