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綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 3

綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 3

綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 3

作家
綾辻行人
有栖川有栖
出版社
講談社
発売日
2012-04-01
ISBN
9784062175319
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綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 3 / 感想・レビュー

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ばりぼー

DJ風対談&アンソロジーの第3弾にして最終巻。このスタイルの威力を発揮しているのが大トリの鮎川哲也『薔薇荘殺人事件』。作品そのものも楽しめますが、「(原稿用紙120枚という)この長さに入っているアイディアの量、数、バラエティ、全体を包むそういう遊戯精神、全部ひっくるめて犯人あてのお手本」と絶賛する有栖川氏の解説が見事で、思わず感動!その他、栗本薫『袋小路の死神』、山田風太郎『赤い靴』、島田荘司『発狂する重役』などもMJならではの選択ですね。講談社が続編を出さないなら、どこかパクってでも復活させて下さい。

2017/12/19

みなみ

綾辻さんと有栖川さんのお喋りの間に短編が入り、その後に見どころを振り返るラジオのようなミステリ・ジョッキー3作目。特に最終回は、ミステリとは何かであったり、作家としてのこだわり・美学的なものが感じられて興味深かった。今回紹介されていた作品では、栗本薫の「袋小路の死神」と鮎川哲也さんの「薔薇荘殺人事件」がお気に入り。

2022/05/18

みっちゃん

三冊ともすごく面白かった。またこういう企画をやって欲しい。

2015/10/05

ふう

MJも今回の第三弾で一区切りらしい。いちおしは「発狂する重役」。とにかくこれタイトル! ヤバいだろ(いろんな意味で)。そして本格のすべてが入っている言わずとしれた名作「薔薇荘殺人事件」も収録。いやー鮎川先生素晴らしいっす。そう言えば「安楽椅子探偵」って番組あったっけなあ。一回だけ観た記憶が。またやって欲しいわ~スカパーで一挙再放送してくれ。

2012/06/16

那由多

今のところ最終巻。いやいや、いつか復活すると信じよう。綾辻さんと有栖川さんのミステリ談義はまだ尽きぬようだから。81年当時は、まだ「クローズドサークル」という言葉を使ってなかった、というのは驚いた。用語として普及したのはいつなんだろう。鮎川哲也先生の「探偵小説は機智の文学であると同時に稚気の文学でもある」のお言葉、良いなぁとしみじみ思う。ミステリは遊び心も大切。

2019/11/09

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