0点主義: 新しい知的生産の技術57
0点主義: 新しい知的生産の技術57 / 感想・レビュー
booklight
めずらしく荒俣先生のノウハウ本。なので慣れていないせいかわかりづらい。でも内容は面白い。自分の好きなことを勉強するのは面白い。それを続けていくと、いつか自分の決め球になるよ、好きなことを増やしていくといつかつながって点が線に面になってさらに面白いよ、嫌いなことも好きなポイントを見つけて勉強すれば好きが広がるからやってごらん、など。学校のせいで勉強が嫌いな人が多いが、アマチュア、つまり好きな人として勉強ができるようになれば、そしてどんなことでも自分なりの好きなところを見つけて勉強できれば、最強じゃない?
2022/04/30
kubottar
荒俣宏は大学時代、履修全ての教科書代をケチって教科書無しで講義を受けたそうだ。そして先生のしゃべってる中でも重要そうなワードと感じた箇所メモって乗り切ったそうだ。
2018/02/14
はちてん
アラマタファンなので、表紙のご本人のイラストで衝動買い。新しい知的生産の技術としては得るもの無し。ビジネス書っぽい売り方をしたかったのだろうが、無理に単行本のボリュームにしたあたり、正直不愉快。講談社は死んだのか?!(笑)ただ、荒俣氏の「諦めからの発想」は面白い。なんせ『七才にして朽ちた』氏なのだから。この本は残念な結果に終わったので、氏の「世界衛生博覧会」で口直しする。
2012/06/08
魚京童!
なんでただのエッセイでは売れなくて、技術にするのでしょうか。
2015/05/23
Kouro-hou
アラマタ先生、勉強を語る。試験勉強は一週間だけ全力で覚えろ(どうせ忘れる)と仰る。メインはニッチ分野をいかに自分の物にするか、もしくは自分以外の誰も興味を持ってなさそうな分野を開拓するか(もちろん自分が王として君臨する)というエッセイだったり。苦手な場所に入る事になっても案外住めば楽しいかもよ、と得意分野を広げていく話だったりもする。中学生の時に怪奇小説(「吸血鬼カーミラ」)を読んで大喜び、翻訳者の平井呈一にファンレターを書いたら返事が来た話がわりと詳しく出ており、怪奇幻想小説好きにはちょっと嬉しい。
2015/02/12
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