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お菓子の本の旅

お菓子の本の旅

お菓子の本の旅

作家
小手鞠るい
出版社
講談社
発売日
2012-04-01
ISBN
9784062176118
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お菓子の本の旅 / 感想・レビュー

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ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

まず絵がメッチャ可愛い♥この装丁のために本を手元に置いておきたいくらい!内容も前半はよかったと思う。スイーツで幸せになれる感じがよく出ていて、うれしかった。鉛のように重たかった心が、何かの拍子に空高くまで昇っていく風船のように描かれていて、読んでいるこちらもワクワクした☆所々、心にじんわり染み渡ってくる言葉があって、少し気が楽になった。ただ、後半は残念ながら期待外れだった。フィクションとリアルを混同したような書き方で、うまく物語に入り込めなかった。読者に対するメッセージがあからさま過ぎて、興醒めしたかも。

2013/03/18

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

中学1年生の夏休み、お父さんが再婚相手とヨーロッパに新婚旅行に出かける為、お父さんの友達がいるアメリカにホームステイすることになりましたが・・。遥の亡くなった祖母が書いた「お菓子の本」をめぐる物語でした。遥と淳、二人に芽生えた感情がとても温かくて可愛かったです♪この本を読む時は是非美味しいパンを片手に読んでくださいね!読了後に美味しいパンが食べたくなること間違いなしです!この本に登場したお菓子やスコーンのレシピが載っていたのも嬉しかったです♪★★★★

2012/12/30

とろこ

(そんなことをしてもよいのだろうか?)と思ったところもあるけれど、気にしないことにしよう。成長の過程で、不安や戸惑いを感じている少女と少年の前に現れた、「お菓子の本」。その一冊が、2人と、周囲の人の人生を後押ししてくれる。優しく、でも力強く。装丁と同じように、メルヘンチックで、ふわふわ、キラキラしたストーリー。「お菓子の本」は、色々な人のレシピを書き足してもらいながら、今も、優しさと幸せを届ける為に、世界中を旅しているのだろう。

2018/03/20

ゆみねこ

世界にたった1冊の手書きのお菓子の本。そこに記されていたレシピで一人の女の子が心を開き、間違えて持ち帰った男の子はパンとお菓子の職人になる…。そんな都合よく行くか~っていう感想もお見受けしますが、物語としては楽しくラストも爽やかで良かったと思います。スィーツ食べたくなりますね~。

2014/12/09

emi

キラキラ、ふわふわ、甘くて、可愛くて、とろける。ガーリーな世界に浸れる一冊だけど、物語の展開も素敵でした。夏休み中アメリカにホームステイした先で、発音を笑われてから部屋にこもってしまった遙。日本からの荷物の中に紛れていた知らない本は、手作りのお菓子のレシピ本だった。一方、日本でパンとお菓子のお店を経営していた祖父を亡くした淳。お店を閉める事になった日、知らないお菓子のレシピ本に出会い…。お菓子の本からたくさんの幸せを見つける力を手に入れていく様子に癒されました。善意が伝わっていった結末も含めて優しい物語。

2015/10/15

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