遺稿
遺稿 / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
談慶師匠の師匠の本。 2010年初出。 お役人様に物を頼むと、 相手の態度がワルい時もあるが、 ごォーく小さな事もやる(24頁)。 上司に叱られて自殺の話(41頁~)。 自殺するような状態に追い込んだ上司 がワルい。裁判沙汰(43頁)。 おちおち怒れない。 叱れないということか。 指導力が不足しているのか、 訴訟社会が指導力を奪っているのか。 自殺では、おあとがよろしくはない。
2014/05/27
ばんだねいっぺい
残されたものを読んだりするしかない。細君のはなしはいつ聞いても楽しい。
2016/04/17
さらば火野正平・寺
晩年に週刊現代で連載していたもの。一度くらい生で見たかった人の随一。文中でも書かれているが、師匠は好奇心の塊。だから博識であり、知識人とも対等に語りあえる。見習いたい。山藤画伯の絵は相変わらず素晴らしい。
2012/08/31
bibliotecario
死の直前まで原稿を書いていたようだ。リズミカルな文章で書き手としても超一流。高座の途中で喬太郎を下ろした話もあり、名前を覚えられた喬太郎も喜んでいるかも。最後の言葉は「俺はもう駄目、本当だ…」。お疲れさまでした。
2012/09/19
ばなな
本を読んでいるのか談志さんがそのまま話している感じがする。最初から面白すぎる。妻の行動が実に良く観察され、おもいっきりボケかましの奥様を感じさせる。本当に残念な人を亡くしたと思う。この感想を書きながら「源平盛衰記」を聞いている。
2012/06/30
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