KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

クエーサーと13番目の柱

クエーサーと13番目の柱

クエーサーと13番目の柱

作家
阿部和重
出版社
講談社
発売日
2012-07-01
ISBN
9784062177696
amazonで購入する

クエーサーと13番目の柱 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

☆5.0 会話が多く、スラスラと読めて面白かった。 登場人物の名前がカタカナで最後まで誰が誰なのか判別できなかったがストーリーには大きく影響しなかった。 というほどストーリーが濃いのか薄いのかもよくわからない。 更に結末の意味もわからない。でも面白かったという感想になったのだ。

2021/05/29

とら

ずっと気になってた作家さん。積読してある作品はあるけれど、偶然図書館で発見したこれから読む。確か王様のブランチ…?で阿部さんのインタビューと共に紹介されていたのがこの作品であった。最近のネット情勢―2ちゃんねるとかSNSとかそういったものを取り入れたかったと言ってた気がする。阿部さん自身もよくそういったものを見るそうで(笑)この作品、いったら何だけど文章に空白が多かったからなのか、スピード感があった。すぐ読めた。引き寄せの法則は興味深かったが、物語としては何だかよくわからなかった。積んである作品も読もう。

2014/01/08

けい

阿部さんの作品は初読み。最初の方はボディガード集団の話かと思ったが、雇い主にアイドルの行動を監視報告するチームの話。よくわからない設定だが、特異で面白い。さらに追い打ちをかけるように「引き寄せの法則」が加わり話はますますわけがわからない展開へ。展開にスピード感があって読んでて楽しいんだけれどもう一つ良く分からない作品でした。結末?な感じ。

2013/08/06

Y2K☮

他人を盗撮し、私生活に土足で踏み込むパパラッチが襲撃され、ネットに個人情報を晒される。一番悪いのは彼らの仕事に金を払う一般人だけど、やはり溜飲が下がる。人間が一人しかいない三人組アイドルの通称がED。意味深。人よりも二次元やロボットへの愛が上回るとどうなるか。そして好きな相手だから距離を消して一つになりたい、ではなく好きだからこそ遠くから天体観測したい、生身に幻滅したくないというカキオカの嗜好。引き寄せの法則の解釈やB級映画風のラストまで含め、総じて分からなくもない異形の価値観。健全な方には意味不明かも。

2017/11/22

Zann

★★★☆☆お気に入りさんのレビューに惹かれて初阿部さん。プロのパパラッチチームとネット社会と引き寄せの法則の話。とてもスピード感がある作品。ニナイが出てくる頃は先が気になって仕方なくなるが、序盤の状況説明が読み解きづらく感じ、珍しくあらすじを読んでしまった(^-^;)なかなか思いつかない話の展開にワクワクして読み進めた。んー、内容的にこんな終わりもありなのかなぁ(;•̀ω•́)

2016/11/19

感想・レビューをもっと見る