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砕かれざるもの

砕かれざるもの

砕かれざるもの

作家
荒山徹
出版社
講談社
発売日
2012-07-01
ISBN
9784062178297
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砕かれざるもの / 感想・レビュー

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大河に\八丈島から泳いで参った!!/こと宇喜多秀家さんが登場した記念に再読。秀家のお孫さん(たぶん架空の人だと思われ)秀景の荒唐無稽なチャンバラっぷりがさくさく読めて、普通に楽しかったです。荒山さんの小説なのに、柳生は主人公系ではなく、今回は敵方。柳生万能説。…今の私は今年の大河の三成を忘れようと必死です。

2014/10/21

すなどけい

あまりに荒唐無稽すぎると放り投げてたらそこでお終いでした。歴史上のつわものや剣豪が次々登場するのでそれを楽しみに読み続けてみるとなかなか面白い。ただ、元々が連載物なので拍子抜けや安直な展開と感じるところも多々ある。そこはまあ気にせず読もうとしたのがよかった。奇想天外なフィクションとノンフィクションとが入り乱れるストーリー展開は楽しく読んだ者勝ち・・・なのだ。残念なのはテンポよく読める文章なのに、やたらと多い古めかしい文言や表現にそのつど足留めを食らわされるところ。これは作者のこだわりなのか?。

2016/11/08

Tomokazu Kumada

宇喜多秀家の知識がさほどないまま読み始めたので、主人公の「宇喜多秀景」が実在の人物なのかフィクションなのかも分からず読み終えました、多分実在しないんだろうなぁ~。物語は八丈島に流された宇喜多秀家の孫として生まれた秀景が兄を柳生十兵衛に殺された所から始まります。兄の仇を討つため、祖母のいる前田家を徳川家・キリスト教徒残党の勢力から救うために奔走します。この小説敵役として柳生十兵衛・宮本武蔵など、主人公の師匠に伊藤一刀斎と豪華な剣豪時代劇になっておりますが、主人公の能力チート過ぎる気が…。

2012/11/03

カツイチ

荒山徹を読むときは、大真面目の荒唐無稽を期待するのだが・・・怪獣も怪しげな魔術もなく、誰得?なエロシーンがないのは別にいいけど、往年の大映映画みたいのが読みたかったなぁ。荒山氏にとって、柳生十兵衛とは縦横無尽にヒーローにもヒールにもなる便利なキャラなのね。突然出てきた「だら」という罵倒方言に、オヤと思ったら作者は富山の出身だった。

2014/09/26

辺野錠

朝鮮も無し妖術も無しで大人しい正統派な時代小説と言う感じ。剣豪オールスターぶりが楽しい。幕府を揺るがす秘密の巻物の正体に驚愕。家康がまさかアレだったなんて。ヒロインと思った人物があっさり退場したのが意外だった。物語は元は新聞連載だからかテンポがいい気がした。新聞連載って事は元は挿絵があったんだろうか? あったらそっちも見てみたいなーと思った。

2012/09/15

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