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逃走

逃走

逃走

作家
薬丸岳
出版社
講談社
発売日
2012-10-01
ISBN
9784062178839
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逃走 / 感想・レビュー

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takaC

巧い。巧い故に設定と本の厚みから結末を予測できてしまうという弊害も多少はあるだろう。現に自分はその状況に陥ってしまった。本の読み過ぎも良い事ばかりではないな。

2013/08/26

ダイ@2019.11.2~一時休止

事件の容疑者が逃走する理由とは。意外な理由にビックリし面白かった。

2014/01/19

初美マリン

逃走のわけを知る物語、それは深く守り続けた家族の物語だった

2020/08/18

財布にジャック

こんなにも悲しい家族がいるのかと想うと、とてもやるせない気持ちがして、そのことばかりに気をとられてしまい、ともするとミステリー物として読むことを忘れてしまいそうでした。そのせいかちょっと物足りない気がしましたが、それでも一気読みで読了しました。薬丸さんは大好きな作家さんなので、今後もどんどん新作を書いていただきたいです。

2013/02/03

あすなろ

刑事のまなざしに感化された妻の読書本を借りました。二作目ですが、薬丸氏は、なかなかの筆力ですね。というのは、重い事件を淡々と描き、読み手は流れるように読み進められるから。勿論、重い事件は重く読み手の心にキャッチされます。本作もこのような流れの中、親と子の想いが描かれている。犯罪を縦軸とした横軸の親子の愛は、複雑ながらもやるせない程の根底に太い愛情を秘めている。良作としたいところだが、少しご都合的な箇所と注意を散漫にさせる箇所あり。後半の流れは良好。

2014/08/06

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