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逆浪果つるところ 重蔵始末(七)蝦夷篇

逆浪果つるところ 重蔵始末(七)蝦夷篇

逆浪果つるところ 重蔵始末(七)蝦夷篇

作家
逢坂剛
出版社
講談社
発売日
2012-09-20
ISBN
9784062179089
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逆浪果つるところ 重蔵始末(七)蝦夷篇 / 感想・レビュー

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真理そら

北方4島を日本領として確立するために先人はこんなに頑張ったのに、現状は…、と思ったりしながら読み進んだ。りよのタフさに驚く。しげさんの強さにも驚く。このシリーズは捕物帳のような雰囲気で始まったけれど、重蔵一代記に変化してきているので次巻を読むのが怖い気がする。

2018/03/04

あかんべ

二年ぶりでどんな話だったか思い出せなかったが、読んでいると次次と記憶が蘇る。熊の話にドキドキし、りよとの戦いに手に汗握った。前巻より面白かった。配下の者の「重蔵が女に惚れるとは信じられない。いやそれより重蔵に惚れるおなごがいるとは驚きだ」ては苦笑。そしてしげさんは並みのおなごではなかった。

2012/10/27

外道皇帝

蝦夷から戻った重蔵は勘定職に引き上げられ、1か月も経たないうちに再度蝦夷地巡見を命じられる。崖から落ちたりよは死ぬはずもなく、団平の妻・たねと重蔵の妾のしげを人質にとって択捉に姿を表わす。その陰には薩摩藩の姿が・・・・。人質を取られた重蔵とりよの因縁の戦いがクライマックス。ですが、まだまだ続くようです。これで蝦夷篇終わりかと思ってたのに。

2012/10/06

ソババッケ

シリーズ7作目。今回は、1回目のクナシリ・エトロフ渡海後半と、2回目渡海の前半がメインの物語となる。重蔵が途中で帰府を命ぜられ、お目見以上の勘定を拝命したことと、高田屋嘉兵衛の協力でエトロフ渡海の海路を発見したことが大きな出来事。この物語は、北海探索の冒険譚になってもいいのだが、現地での景観とか、原住民の慣習に対する驚きとかいったものはあまり語られない。それというのも、これまで、重蔵の主観で描かれてこなかった作風にあるのかもしれない。今回も女忍・りよの暗躍が色を添えてくれる。★3.3

2012/10/29

グラスホッパー

蝦夷から戻って、また蝦夷へ行く、重蔵始末(七)。アイノに、優しくて、正義を貫く重蔵が好ましい。江戸時代の文明で、道を作ったり、安全な航路を見つけたりして、すごいと思った。

2019/12/27

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