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アルツハイマーはなぜアルツハイマーになったのか 病名になった人々の物語

アルツハイマーはなぜアルツハイマーになったのか 病名になった人々の物語

アルツハイマーはなぜアルツハイマーになったのか 病名になった人々の物語

作家
ダウエ・ドラーイスマ
鈴木晶
出版社
講談社
発売日
2014-05-22
ISBN
9784062180078
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アルツハイマーはなぜアルツハイマーになったのか 病名になった人々の物語 / 感想・レビュー

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壱萬参仟縁

2006年初出。全て正しいわけではないが、シャルル・ボネ症候群は精神障害 のない老人の幻視にのみ適用されるべき主張という(32頁)。患者は両眼に損傷がある(37頁)。老化が色々な症状を来たす(41頁)。パーキンソンは1805年、『痛風の性質と治療』を出版した。40歳頃発症、遺伝要素あり、野菜を食べ、アルコールを控えるよう勧めている(52頁)。はい。ブローカの法則とは、言語中枢は利き手と逆にあるもの(115頁)。 

2014/09/10

くさてる

シャルル・ボネ症候群、パーキンソン病、コルサコフ症候群などなど、人命が由来になった病気や障害について、その症状や歴史についてまとめた内容。真面目な語り口で、面白おかしいものではありませんが、ひとつひとつの名前が背負う物語には圧倒されるものがありました。

2020/06/20

たまご

いやー,面白かった♪ 古今の神経内科・精神科の大家の考え方や,現在までの流れなどが,さっくりとうまく,かつユーモアも交えてまとめてあります.師匠のツボだと思ってたら,すでに英語版で数年前読んでたようで.さすが師匠・・・. 昔の先生方は,患者さんを同じ人間の視点で記録していたのですね.でも,その時代の視点から抜け出すのは困難と.19世紀の(今も・・・?),男性で欧米人が偉いという視点が,意図しない結果として出てしまうことのおそろしさ.今現在のフィルターはどんなことにかかっているのだろう.

2014/07/20

DEE

タイトルのアルツハイマーをはじめ、パーキンソン、ウェルニッケ、ブローカ、ブロードマンと医学系の教科書でおなじみの名前が並ぶ。 今ほど医療技術がない時代、症状の観察だけで診断をくだすのは至難の業だったろう(もちろん今だって難しいのだろうけど)。 それを現在でも通じるようなガイドを示した彼らの名がつけられた疾患を巡る物語。 説明も専門的だし言い回しもちょっと難しいけど、ひとことで病気と言っても実に色々な側面があるのだと感心させられる。

2021/05/15

千代

図書館本。アルツハイマーやパーキンソンだけじゃなく、結構色んな人命由来語があるのが分かった。最初に病気を発見した人が自分の名前を冠した病名を発表したのかと思いきや、そうでもなかったのは意外だった。

2014/08/31

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