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美しい家

美しい家

美しい家

作家
新野剛志
出版社
講談社
発売日
2013-02-01
ISBN
9784062181808
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美しい家 / 感想・レビュー

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モルク

助けた女性のスパイ学校に子供の時行っていたという言葉に興味を持った小説家中谷。そこはかつて新聞沙汰になった「花畑ハーレム」だったのか。そこの中心人物教授、女たちそしてそこにいた子供たち。現在の彼らと交差し調べていた主人公であるはずの中谷が殺される。あれっ?話はどこへ行く。家族、洗脳、思い込み…様々な要素が絡んで…わかったようなわからないような。ちょっとモヤモヤ。

2023/06/01

ゆみねこ

作家中谷が主人公のはずなのに、まさかの途中での死亡。幼い頃に奇妙な体験をした、原亜樹。集団生活のリーダーの男が何の断罪も受けずにのうのうと生きていることに嫌気を感じました。友幸の思考と行動が理解不能。中谷さん、気の毒すぎて救われない。美しい家は真っ当な家族の暮らす家と思いたい。

2016/11/16

ミーコ

新聞の書評を読んで手に取った1冊。最初からグイグイ引き込まれました。「スパイ学校」とは宗教絡みなのか 工作員を育てる学校なのか?謎が多く一気に読み終えました。それにしても主人公の中谷、呆気なく殺されてしまうのには唖然。。。 まさかの展開でした❣ 友幸の行動が何とも不気味・・・。中谷も亜樹と知り合った事により運命のコマが動き出し このような結果になった事が何とも言えません。『美しい家』とは亜樹の書いた絵の事だったのですね。心にズシンと重石を置かれた様な読後感でしたが 期待を裏切らない作品でした。

2017/06/29

そのぼん

コンビニの前で謎の女性と出会って家に連れて帰るはめになった男性が主人公かと思って読み始めたのですが、まさかの方向に物語が進みました。何だか絶望しか残らない読後感で後味は最悪でした。

2014/11/09

くろにゃんこ

途中までは惹き込まれていました。スパイ学校、ハーレム生活など怪しさいっぱい。中谷の過去と家族に対する怯え、どうにか幸せになってほしいとの想いが呆気なく殺されてしまいビックリでした。亜樹の考えもよく分からずもう少しスッキリ読了したかったな^^;

2017/08/06

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